刷新されたコンセプト |
神奈川県川崎市鶴川。小田急線沿いに立地する自然豊かで長閑かな住宅街です。都心の近くに住むスタイリッシュな生活にはなりませんが、逆に都心から離れているからこそ味わえる”郊外暮らし”なんてものもあると思うのです。 今回ご紹介するシェアハウスは小田急小田原線鶴川駅から徒歩9分の川のほとりに立つデザーナーズハウス。白と黒のガルバニウム素材を取り入れた外壁をしている物件は周囲の建物とは違う雰囲気をしているのが一目瞭然。玄関を入ると開けた中庭があり、そこでは家庭菜園を営めるプランタースペースや本格的な石造りのピザ釜が用意されていたり、家の敷地内だけれども自然と調和したような空間を作り出しています。 シェ・トワ鶴川はシェアハウス用途として新築で建築され、1度目のオープンからコンセプトを変えて今年7月にリニュールオープンしました。新しくハウスにつけられたコンセプトはズバリ”国際交流”!ただ、「ハウス内は多国籍で、、」「公用語は英語で話して、、」という世間一般的な国際交流シェアハウスとはまた着眼点が異なったものだとか。コンセプトについては後ほど紹介!まずは物件の内装やデザインを詳しくご案内しましょう。 |
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独創的なフォルムで佇む新築デザーナーズハウス 鶴川駅から歩くこと9分。ゆったりとした雰囲気の住宅街にシェ・トワ鶴川がありました。外装はガルバニウム銅板という金属製の素材で包まれていることでスタイリッシュな印象を受けます。 |
自然との調和。ウチからソトへ吹き抜けるリビングフロア 玄関を開けた先はLDKの共有スペースになっています。ご覧の通り、壁一面がガラス張りになっているため、自然光で十分な明るさが確保可能。フローリングに注目してみると、中庭同様に敷石が採用されているため、共有スペースは基本土足での生活となります。玄関で一度履物を脱いで上がるという文化のある日本では、玄関が外と中の境界線を分かりやすく示している場所かと思いますが、それが無いため、外と中の遮りが無い一つの空間のよう。 |
I型&アイランドの2タイプのキッチンが利用可能! メインキッチンは玄関に入ってすぐのカウンター付きアイランドキッチン。キッチンの周りを自由に移動できるため、複数人で使用する際は使いやすいと評判がいいタイプのキッチンです。加えて、写真には写ってはいませんがダイニングテーブルより奥の空間にはもう一つ、壁側に配置されたI型キッチンがあるので、キッチンの利用が立て込んでもうまく使えば混むことはなさそうです。 |
普段の生活の場は機能的且つシンプルに 毎日過ごす場所だからこそ、その空間は自分好みにしたいものです。それぞれの個室は大きさや形、収納の大きさなどが微妙に異なります。お部屋がうまってしまう前にお好みのお部屋を選びましょう。 |
"国際交流シェアハウス"シェ・トワ鶴川で営まれる生活とは 一般的にシェアハウスに適応されているポピュラーなコンセプトですが他のシェアハウスとは何が違うのか、そもそものコンセプトの導入の経緯からこれからシェ・トワ鶴川で行う施策を運営者さんにお話を聞いてみました。(以下運営者さんの声) |
〜コンセプト導入の経緯〜 前々から国際交流をテーマにしたシェアハウスをやってみたかったこともありましたが、国際交流がコンセプトのシェアハウスが市場にありふれている中で、どんなものが良いのかと考えているうちに東南アジアで事業をされている経営者の方々とお話をする機会があり、そこに住まれている方々が日本にやってきた時に感じているニーズについて伺うことがありました。 外国人の方々が日本にやってきて5、6万円台するシェアハウスの家賃を最初に払えるかというと、払えないというのが一般らしく、そういう方々はやはり、詰込み型のいわゆるタコ部屋なんかに入居するしかないそうです。リアルな話では日本語ができていなくても働ける環境はあるらしいんですが、それってせっかく日本に来て働いているのに日本語が話せないってことですよね。 つまりそういう人たちに向け、日本人と交流が出来き日本語と日本文化について学べるシェアハウスがあったらいいなと思ったんです。通常の国際交流シェアハウスとは逆転の発想ですよね。なので基本的にハウス内では外国人の方には日本語を話してもらうようにします。 |
〜ハウス内で行う取組み〜 ハウスの外国人比率としては6:4で外国人を4~5割程度になるよう調整して行く予定です。その外国人の方には定期定期に1時間程度の日本語学習の場を設けようと思っています。 日本語教育のレッスンを外国人に提供している事業者さんと提携しているので、その道を本職としている先生から指導を受けられます。リビングのテレビを用いてウェブカメラ経由レッスンをするのですが、内容はスクリプトやワーク形式では楽しくないし続かないと思うので、ライトな雰囲気で日本について学べるようにしたいです。通常の日本語教育では学べない私たちにとっては日常と感じる文化的な側面を触れようと思っています。それを勉強できれば、「外国人さんなのによく知ってるね」っと、日本人に思われるじゃないですか(笑) |
/Author:イナミネ