%
READ

SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ

2012年の初頭に完成予定の「SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ」は「クリエイターが集うコミュニケーション型の住宅スタイル」と謳った新しいコンセプト型のシェアハウス。

場所は閑静な住宅街として知られる東急田園都市線のたまプラーザ駅から徒歩15分の地。都心から急行に乗れば30分ほどでアクセスでき、自然環境と調和した住環境は制作に没頭したいクリエイターには最適でしょう。

ここは「カッレジ」の名のとおり、建築学科・職人学科・クリエイター学科・外国人学科の4つの枠を設けて入居者を募集するというユニークな制度を取り入れています(各学科の募集人数は10~20名の計60名)。もちろん入試なんてものはありませんのでご安心を。

そして最大の売りは、3年間という期間限定なので各部屋や共有スペースの自由な改装が行えるということ。建築科や画家、インテリアデザイナー、家具職人などクリエイター同士の共同作業でより快適な創作空間を生み出すことも可能。また、ウッドデッキのバルコニーで演奏会を行ったり、広いキッチンスペースを利用してパン作り教室を行ったり、住人同士の交流はもちろん、地域の住人を巻き込んだイベントの開催だって可能です。

現在は年明けのオープンに向けて改装工事中。先日、我々は改装前に伺ってきましたので一足お先に様子を公開します。

SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ」物件詳細

 

物件を正面から見た姿。すべての個室には大きめの窓が付いています。

周囲は緑も多く、まさに「閑静な住宅街」というフレーズがぴったりの立地。
以前は寮やゲストハウスとして使われていたので、共同設備は充実。

「犬に注意!!」。取材時に犬はいませんでしたが。

60人規模の物件ということで玄関も広々。

こちらが改装前のホール。ウッドデッキ用の木材が積み上げられています。

建物はA棟とB棟に分かれ、それぞれが2フロアの構成。

周辺には緑が多く残っているので、都会の喧噪から離れたい人には最適。

なぜかドアにはヒンズー教のハヌマーンと思われる神様のシールが。ゲストハウス時代の名残でしょうか。

それなりの規模の寮だったので大きめの食堂があります。

都心の物件ではとても実現できそうにないスペースの食堂。イベントスペースとして演奏会やトークショウなども開催できるはず。

内装工事真っ最中。

本当に広々としています。あなたのあふれるアイデアでガンガン有効活用してください。

こちらが元調理場のスペース。地域住民と一緒にお料理教室もできるでしょう。

シンプルなホワイトの食器棚。

料理好きも納得な大型のシンク。

採光性のいい洗面スペース。フロア毎に儲けられているので、忙しい朝でも安心。

階段はこんな感じです。

パーティション内部もゆったり快適な広さ。

脱衣所の棚も大きくてうれしい!

最近あまり見なくなった「お手洗い」の標識。

レトロな様子のトイレ内部。

大きめの窓がうれしい個室の様子。この写真では取り外されていますが、エアコンは全室完備されます。

収納の広さも申し分なし。

食堂やキッチンの他にもこんなスペースが。英会話教室やヨガ教室など、ここで何をするかは入居者のアイデア次第。

玄関脇にある畳の部屋は、外部の人のための宿泊スペース。キッチンも部屋内に完備。

奥はフローリング張りです。

 

最初はほとんどの人が初めましての方で、お互いにどう接したらいいのか分からず手探り状態だったのですが、楽しさや、興味、趣味を共有しただけで、たった3時間ほどでも仲良く慣れてしまうということが今日分かりました。きっとシェアハウスに入った後の友達作りも、こうやって少しずつ同じ時間を共有していくことで、どんどんと仲良くなっていけるんですね。

アイシングを作っていた時、1位も2位も入居者の方が獲得したとご報告しましたが、もしかしたら入居者の方はシェアハウスを通じて色々な人に出会い、それによって日頃から自分の感性を磨いているからこそ、オリジナリティ溢れる作品を作れたのではないか、と勝手に考えていました。

運営者の方、入居者の方 、そしてイベント企画に携わって下さったGirls+とPower of Womanの方、本当にありがとうございました。また何かシェアハウスを通じて面白い事が出来ればと考えておりますので、今後のイベントも是非ご期待下さい!

/Author:moriyama

関連記事
    みんなで創る料理はどんな味? 玄関を開けたら広がる美味しい匂い。「おかえり」「ただいま」「何作ってるの?」「美味しそう!」なんて、美味しい匂いにつられて、自然と人が集まる場所で暮らす...
     リモート時代の「贅沢」、諦めなくていい。 「贅沢」という言葉から連想するのは、高級車や有名ブランドの宝飾品、それに本格フレンチのフルコース__、なんて価値観はもう古いのかも...
徒歩圏内に魅力が"ギュッ"と凝縮された暮らし。 昔ながらの雰囲気漂う、蒲田。都心と横浜の間に位置しており、東京都心や神奈川へのアクセスも良好なロケーション。 駅周辺には、個人商店か...
 Loving the house - New ✖︎ Vintage How could we make our daily lives less stressful? It is our common sense that since the house will become one of the basis of life, it’s real...
身も心も真っ新にしてくれる、そんな空間!「シェアヴィ大山」 建物全体がホワイトカラーで統一された内装。 そんな白色の空間に身を置くと、心まで真っ新になるのはなんだか不思議です。色...