中野で見つける、ワンダフル・ライフ。 |
「シェアハウスに興味はあるけれど、大切な愛犬と離れる訳にはいかないし,,,」。 ペットを育てながら、このメディアを読んでいる方の中には、心の中で思わずそう呟いているいる人だって、きっといるはず。 その気持ち分かります。 疲れた身体で家の扉を開いた先に、帰りを待ち構えてくれる愛犬の姿を目にすると、「自分だけシェアハウスをしようなんて、そんなの勝手すぎる…」そう自己嫌悪に陥って、パソコンを閉じては、ワンちゃんとの暮らしを続けたくなりますよね。 だって、ワンちゃんの傍を離れる訳にはいかないですから。 それでも、こうしてシェアハウスのサイトを閲覧するということは、心のどこかで人の言葉で意思疎通をする機会を増やしたい気持ちがあったりすると思うんですよね。 飼い主同士、情報共有するとかのメリットもありますし。 今回、そんな方にお届けしたいのが、3階建て17室、男女共有のシェアハウス「HOUSE-ZOO中野」。コンセプトに、’’人もペットも楽しく暮らす’’を掲げられており、愛犬・愛猫も一緒に暮らしたい方には、ぜひその名前を覚えて頂きたい物件です。 とはいえ、入居者の皆さん全員がペットを飼っている訳ではなく、家にワンちゃんがいても良いよという方も多数いらっしゃるそうで、入居者さんが増える度に、ワンちゃんが交流のきっかけとなることもあるんだそうです。 住民同士の交流だけでなく、入居者の愛犬・愛猫にも触れることができるのは、ペットと暮らせるシェアハウスならではの利点といってもいいと思いますし、ペットにとっても、にぎやかな場所で暮らせて嬉しい環境になるのかもしれません。 ワンちゃんからすると、「人間とシェアして暮らしてます。 」といった感覚だと思いますが、どんな施設なんでしょう。それでは、中を覗いて行きたいと思います。 |
みんなが集う場所は、もちろん、ペットも一緒に。 |
まずは共有スペースからご紹介したいと思います。 メインラウンジとなるこちらは3階建て建物の2階、玄関から階段を登り、少し狭めの廊下を進んだ先にあります。画像からその魅力が伝わるか不安ですが、大きなガラス窓が印象的な日当たりの良い空間となっています。 「ペットも飼い主と一緒であればリビングに来ることもOK」という施設ルールがあるとのことで、ペットも一緒に団らんする場となるだけに日当たりは特に重視したそうです。 愛犬・愛猫が走り回るほどのスペースは確保されてませんが、キャットタワー・キャットウォークもあるので、一緒に遊んだり、眺めているだけでも、和やかな時間が過ぎていきそうですよね。こういう時、ワンちゃんや猫ちゃんは、入居者さん同士の距離を近づけてくれる存在になるのではないでしょうか。 |
キャットタワー・キャットウォークがこちら。 何匹いても窮屈にならないスペースがある といっても良さそうです。 |
メインラウンジの反対側には、色とりどりの椅子がある 座敷スペースリビングの入口横にあるので、 ゆったり腰掛けながらリビングを見渡せます。 |
ペットと過ごすプライベートな個室にも、こだわりと、工夫と、思いを詰めて。 |
'HOUSE-ZOO中野'のお部屋数は全部で17部屋。サイズも間取りもそれぞれ異なっていて, 7. 2㎡~16.52㎡(約 4.4帖〜10.2帖)と幅広く用意されています。全体的にペットが歩き回れるようにと、できる限り広いスペースを取った作りにこだわられたとのこと。 窓にはエアープロットと呼ばれる においやウイルスを分解するコーティングがされており、他にも消臭機能のある壁紙を使うなど、見えない部分へのこだわりを感じました。 専用の庭がついているお部屋があったり、ペットは室内でも色々と歩き回れるようにと、リビングスペース同様、キャットウォークがついているお部屋も多くありました。ワンちゃん・猫ちゃんも住みやすいお部屋を選んであげて下さいね。 |
キャットウォークのついているお部屋(104号室)。 キャットウォークは元々あった障子を剥がしアクリル板を貼ることでアレンジしたオリジナルだそうです。凄いです。 |
こちらは303号室。ピンクの壁紙がかわいらしく女性向けのお部屋。壁紙の色も各個室で異なっていました。 |
ペットと過ごす時間を大切に、愛情も大切に。 |
「HOUSE-ZOO中野」を内覧して感じたのは、ペットと暮らす入居者の方の時間も大切に考えられた設計にあるかと思います。 例えば、玄関も表玄関と裏玄関二つあり、裏玄関にはペット用のシンクが完備されているので、散歩から帰宅後すぐに綺麗にすることができます。 自分だけの時と、ペットも一緒に帰宅する時とで入り口が違うことって、実は、共同生活のときに大切なポイントだと思うんです。 洗濯機もペット可とそれ以外に分かれているそうですし、こうした環境のある無しで、入居者さん同士の生活のリズムも大きく変わっていくはず。 敢えて注意点を述べるとしたら、キッチン、家電は常備されてるとはいえ、17人にしてはスペースを含め、少ない、狭い印象を受けましたので、入居者さん同士で、利用する時間帯などについてコミュニケーションをとって調整する工夫は必要かもしれません。多少の混雑も気にしない様な間柄になってしまいそうな気もしますけど。 |
こちらは正面玄関の様子。可愛らしいリードかけが印象的でした。 | こちらは洗濯機フロア。右手にはペットを載せるスペースもあります。 |
こちらは裏玄関から入って直ぐにあるペット用シンク。 散歩後の汚れもすぐに洗い流せるのは嬉しいポイントのはず。 |
トイレの様子。犬の壁紙が印象的。他のトイレは違うペットの柄なんだそうです。 |
気づけば、「うちの子」と呼んでたりして。 |
以上となります。駆け足でのご紹介でしたが、’’人もペットも楽しく暮らす’’ ;「HOUSE-ZOO中野」の施設は如何だったでしょうか。 ペットを飼われている方の多くは、愛犬・愛猫はもはや家族同然の存在と感じている人も少なくないはず。彼らが楽しく過ごせるからこそ、シェアハウスに暮らす入居者全員が楽しく暮らせるんだと感じました。なお、犬は1頭、猫は2頭まで。小動物は応相談とのこと。 動物にも感情がある訳ですから、生理的に「合う・合わない」こともあるでしょうし、誰とでも打ち解けれると約束される訳でもないので、理解や配慮を持つ気持ちは重要なんだろうな、とも思いました。言うまでもなく、動物があまり得意ではない方や潔癖症な方は遠慮したほうがいい物件なのだとも思います。 逆に、同じ価値観を持つ方々同士、一緒に住んで信頼関係を築けたら、とても素敵ですよね。 そんな素敵な場所「HOUSE-ZOO中野」を手掛けるのは、運営者でもある株式会社シーワンさん。住宅の設計建築をする会社だそうで、ペットをコンセプトとした施設の運営には、動物好きというだけではなく、設計会社としてのノウハウもとても重要とのこと。人もペットも住みやすくするためのこだわりが多々あるのだとか。 そんなお話を伺いながら施設の様子を眺めてみると、愛猫・愛犬が暮らす環境としても、実家で飼うよりも条件が良いようにも感じました。下見の際はぜひ、ペットも同伴の上、確認してみてください。 また、中野駅周辺には公園が沢山あるのも良いですよね。徒歩10分圏内には6個の公園が存在し、最寄りの公園は徒歩4分でつくことができます。そして何より、徒歩19分の距離ではありますが、54,700平方メートルの面積を誇る広大な「平和の森公園」には、区内随一のドッグラン「犬の広場」がドドーンと広がっています。(なんと、東京ドームよりも少し広い大きさだそう。) 入居者さんと一緒にお散歩コースのレパートリーを増やしたり、動物と言葉は通じないのに、心が通う不思議な体験を重ねたりできるかもしれません。 あなたにとっての「ワンダフル・ライフ」を過ごす候補として、ぜひご検討いただきたいところです。 /Author : Aya, Photo : Ishi
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