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ガーリーというよりスマート

ここ最近、女性専用シェアハウスを多く取材させて頂いているせいなのか、女性専用ばかりが急激に増えていると錯覚してしまいがちなのですが、確実にパイが増えていることには間違いなさそうです。

そのなかでも、女の子らしい、ポップでカラフルな内装、または乙女心をくすぐる小物やインテリアをあしらったハウスを見ることは少なくないのですが、ところどころ配線や配管が垣間見え、全体的に落ち着いた配色でまとめられた女性専用シェアハウスに出会えるのはむしろ稀なのかもしれません。

そこで、今回ご紹介するのは、JR日暮里駅から徒歩10分の全24室の女性専用シェアハウス「ゲストステーション 東日暮里」。「ガーリー」というよりは、「スマート」、「クール」という言葉が似合ってしまうデザインです。

また、ハウスのある日暮里駅はJR山手線、JR常磐線、JR京浜東北線、京成本線、成田スカイライン、日暮里・舎人ライナーと、計6路線が交わる非常に利便性の高い駅でもあります。特に成田空港までは1本で行けてしまうので、航空関係のお仕事に就かれている方にとっては、何かと便利な街なのかもしれません。

それでは早速、お部屋紹介へどうぞ!!

「ゲストステーション 東日暮里」物件詳細はこちら

   

外観の様子

日暮里駅から生地屋さんが軒を連ねる繊維街を歩くこと10分ほどで、今回ご紹介する「ゲストステーション 東日暮里」に到着します。

こちらは正面玄関の様子。現在入居されている方の靴がシューズボックスに並んでいます。

そして、実はこちらの建物には正面玄関の反対側に裏口があり、そこにも靴を置くスペースが確保されています。

ちなみに、裏口を外からの様子も。

また、玄関のお隣には物置き&作業スペースが確保されているそうです。

入居者さんの荷物はあまり置かれていませんが、いざというときのため工具や脚立などが置かれています。

運営者さん自らウォールに色を塗ったり、建物の補修を行うため、本格的な道具まで保管されています。何か不具合があったとしても、すぐ対応できるのが利点だとか。

メインラウンジ

天井のメタリックな枠から顔を覗かせる配管は、どこか武骨ささえも感じさせる空間を演出。広さは十分確保されているので、入居者同士交流を図りやすいのかもしれませんね。

メインテーブル付近には、壁掛けの液晶テレビが設置されており、窓からは柔らかな陽の光が注ぎ込みます。

また、ラウンジにはランドリールームやキッチンが併設されているため、この場所だけでほぼ事が足りてしまうとのこと。それにしても、広い空間ですね。

壁掛けのテレビは配線がきちんと裏に収納され、すっきりとした印象です。

また、ラウンジには個人ごとに収納ボックスが用意されています。生活用品をまとめておくには、ちょうど良いのだとか。

共用のパソコンも設置されています。会話の中で生まれた疑問やちょっとした調べものをするには、うってつけ!

水回り設備

キッチンもラウンジ同様、広々としています。また、スペース中央には食材の皮を剥いたり、野菜やお肉を切ったりと、下準備を行う作業場まで用意されているため、ストレスなく料理が楽しめそうです。

キッチンには流し場が2つ用意されています。スポンジで汚れを落とす場と泡を洗い流す場で使い分けができるのは大変便利。

色とりどりのキッチン用品は、せっかくなので、このようにインテリアとしても活用。

2口のIHクッキングヒーターを2台が設置されているので、食材に火を通すのならば、こちらで。

洗濯機の様子。

S.3

シャワーは2室備わっています。

建物1階に設置されているトイレは、ご覧とおり、スペースが広めに確保されています。

また、鏡の付きの手洗い場まで設置されています。

その他、設置されているトイレはスタンダードなタイプ。

独立洗面台の様子。

       

プライベートルーム

たくさんの人と多くの交流が図れそうな大型ラウンジがあるぶん、お部屋はプライベートを重視した個室タイプ。
その中でも、ロフトベッド型、フラットベッド型の個室があるので、内覧の際は是非チェックしてみてください。

建物2階、廊下の様子。全個室となっており、ナンバー式の鍵も備え付けられているので、プライベートは確保できます。

こちらはロフトベッドタイプの個室(207号室)。ベッド下にはハンガーを掛けることもできるので、クローゼット替わりに使う方もいるそう。

3階居室フロアの階段下には、ちょっとした談話スペースがあります。ここが座ってみると、意外と落ち着くのです。。

こちらはスタンダードなフラットベッドタイプの個室(304号室)。ちなみに、全部屋デスク、冷蔵庫、テレビなどははじめから備わっているそうです。

また、クワイエットルームも用意され、持ち帰った仕事や資格取得に向けた勉強を行うには最適な場所。入居者ならば無料で利用することができます。

最後は個室+バルコニーのある個室(306号室)。採光は言うまでもなく、、、

窓を開ければ、陽の光が燦々と降り注ぐバルコニーに出られます。

自分の部屋にバルコニーがないという人でも、3階からさらに階段をせっせと上ると、、、

屋上バルコニーに出ることができます。物干しもあり、洗濯物を外干しすることができますし、気分転換に訪れるのも良さそうです。

 

こちらのシェアハウスを運営するオフィス・シントウさんは、規模や豪華さよりも、安心で、清潔、良質な住居を提供していくことをモットーに、居心地の良い空間のシェアハウスを着実に堅実に運営されている印象があります。特に今回ご紹介させて頂いたハウスは改装してから多少年月は経っているものの、物はきちんと整理され、清潔さが保たれていました。さらには、社長自ら工具を手に取り、簡単な補修やウォールの色を塗ったりできてしまうので(最近は入居者の要望により、ドアにマグネットが付く塗料を塗ったのだとか)、何か建物の設備などに不具合が起こってもすぐに相談、対応ができるとのこと。そういったシェアハウスの管理面に関しても入居を決める際の一つのポイントになるのかもしれません。

また、「ゲストステーション東日暮里」が建つ日暮里は、昔から繊維の街としても有名で、繊維「問屋」街であるがゆえに、生地などの品揃えが豊富で、値段が安く、繊維「問屋」街でありながら、誰でも気軽に買い物ができるとのことです。ジーンズの有名ブランド「EDWIN」も繊維街の通りを抜けたところに直営店並びに事務所を構えています。

古き良き街並みを継承しながらも、日々変化を遂げるファッションの土台を担う素材を供給する街、日暮里。

世界を「あっ」と驚かす創造性豊かなファッションも不思議な縁で人と繋がるシェアハウスでの生活も、もしかしたらこの街から始まるのかもしれませんね。

/Author: カガワ

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