東京タワーの麓、緑を臨む癒し所
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”港区麻布台”。
六本木、麻布十番なども徒歩圏に位置し、そこは疑いようもなく、大都会の中心地。そんな街に住んでいるというだけで、安直にも成功者を咄嗟に思い浮かべてしまうのですが、多くの人が魅了され、憧れる場所であることは明白かと思います。
だからこそ、思いつきでその場所に移り住み、快適な一人暮らしを送れるほど現実は甘くはなく、「いつかあそこに住みたい」という淡い憧れ、夢へと変わり、そんな思いが日々の暮らしの原動力になっているのかもしれません。
ところが、今回ご紹介するのは、なんと港区麻布台の閑静な住宅街に佇む女性専用シェアハウス「ガールーム麻布台 The Garden」。無理な生活を強いらなくとも、快適な生活を送ることができるというのだから、何とも魅力的。
「庭」をテーマにしたという内装は、ナチュラルカラーで統一され、リビングからは緑を臨み、落ち着いた居住空間が広がっています。
大都会の中心地で生活を送ってみたいという方は、是非ご覧になってみてください。
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「ガールーム 麻布台 The GARDEN」物件詳細はこちら
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外観の様子
麻布にあるマンションと聞くと、どうしてもタワーマンションや、デザイナーズマンションといったワードが頭に浮かぶのですが、ご覧通り、どこか懐かしさを感じる外観です。今回この一室をシェアハウスへと変貌させたとのことです。
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オートロックの正面玄関を通り抜けると、廊下が現れます。
その右手には駐輪場があります。また、別の場所には駐車場も確保されており、料金は1人1台まで。自転車¥500/月、バイク¥1000/月、乗用車¥47250/月とのこと。
さて、早速中へ入ってみると、クリーム色のシンプルなつくりの玄関がお出まし。
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靴箱は決して大きさがあるわけではありませんが、最大5人での生活なので、効率よく使えば、何とか収まるかと。
玄関にはピカソが描いた作品「ゲルニカ」が飾られています。中学生のとき美術の教科書に載っていて、一体この絵が何を意味するのか、全く理解できずに眺めていた覚えがあります。
玄関から向かって正面には、小さなローテーブルが置かれています。
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メインラウンジ
こちらが入居者の交流の場となるリビングです。ダイニングテーブルとローソファが置かれ、向かい側にはテレビや共用のパソコンが用意されています。また、お部屋の壁にはインテリアシールが所々に貼られ、より可愛らしい印象を受けます。
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ローソファに座ると、リビングはこんな風に見えます。個人的には部屋の隅にあるこの場所が一番落ち着ける場所でした。
さらに、別の角度から。南向きの窓からは柔らかな陽射しが降り注ぎます。
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リビングの照明は4方式のスポットライト。明るすぎない照明が落ち着いた空間を演出します。羽が付いているデザインも粋ですね。
テレビの横には共用のパソコンがあります。簡単な調べものなどはこちらのパソコンで。
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また、リビングの壁には家事の当番表が貼られていました。入居者同士協力し合いながら、身の回りのことは自分でやる。これがこのハウスのスタイルだそうです。
リビングから外へ出ると、バルコニーがあります。太陽の日差しを浴び、椅子に座りながら、ぼーっとする時間もときには必要ですよね。
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水回り設備
キッチンは一般家庭では良く見かけるタイプだけに、使い勝手は良さそうです。こちらにもインテリアシールが貼られ、シンプルな中にもこだわりが垣間見れます。
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キッチン下の収納棚には、やかんやフライパン、鍋が置かれています。
ラウンジを出た廊下にはランドリールームとトイレが並んでいます。使用中のときは、矢印のマークが描かれた金属板を手動でスライドすれば、空室から満室の表示に切り替えられます。
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ランドリールームには洗濯機が1台と洗面台が1台。その奥にシャワールームがあります。
シャワールームの様子。広さがあるので、座りながらゆっくり浴びることも可能かと。
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プライベートルーム
小高い丘の上に佇むハウスの屋上からは、横浜の景色を遠くまで見渡すことができます。夜はライトアップされた横浜の夜景を楽しむこともできるそうで、あなただけの横浜の絶景スポットとなること間違いなし。
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居室のドアにはこのようなネコやお花、四葉のクローバーなどが描かれています。それぞれのお部屋のテーマに合わせたデザインとなっています。
101号室のテーマは猫。そのため、居室内の壁には黒猫がぶらさがっていたり、木の枝でちょこんと座り込む姿も。
さて、廊下を進むと、奥にはお部屋が3つ用意されています。
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102号室の様子。個室では唯一収納スペースがあるお部屋。また外のバルコニーには、物干し竿を掛けられる金具も設置されています。
こちらが収納スペースです。突っ張り棒を伸ばして、ハンガーが掛けられる簡易クローゼットにするのも良いですよね。
103号室は2人入居のドミトリー部屋となります。2段ベッドが置かれ、写真左側には収納スペースがあります。
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さらには、貴重品を閉まっておくための鍵付きロッカーも設置されています。誤解を生まない為にも、こういう配慮は嬉しいですよね。
104号室は北向きに位置するため、日差しが入りにくいのですが、そのぶん、用意されているインテリアや家具は良品だそうです。
ライティングデスクの様子。使用しないときは、デスク部分をコンパクトに収納できます。
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こちらのボックスは共用部へ私物を持っていく際に使うものだそう。それぞれ異なるタグが付いているため、どれが自分の持ち物かは一目瞭然。
104号室以外は、専用のバルコニーが付いています。仕切り版でちゃんと区切られているので、プライバシーは確保できます。
ちなみに建物から外へ出ると、東京タワーが目の前に見えます。
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こちらのシェアハウスを運営するコドエーヌさんは、今回が2棟目のシェアハウスとのことで、立地が良い場所に、女性が安心して生活を送れる住まいを提供していきたいとの思いで手掛けられたそうです。代表を務められている方も女性の方なので、女性目線に立った運営を常に心掛けたいと仰っていました。
管理に関しては、基本的に入居者さんの自主性を重んじているので、身の回りのことは自分たちで行い、一人一人自立した生活を送ってほしいとのことです。5人という少人数であるからこそ、話し合いの場を定期的に持つことによって、個々のコミュニケーションも促進されるのではないでしょうか。
また、シェアハウスのある麻布台は六本木や麻布十番などの賑やかな繁華街からは少し離れ、意外にも大都会の中心でありながら、各国の大使館が多く点在する閑静な場所とのこと。私も訪問させて頂いたときに、アパートやマンション、一戸建て住居が建ち並ぶ住宅街であったことに驚きました。しかし、シェアハウスから一歩外へ出て、東京タワーが目と鼻の先にあるのを見てしまうと、やはり都会なのだな、と改めて実感させられます。
東京の中心地で快適な女性のためのシェアライフ、きっとこういう暮らし方も今後スタンダードになってくるのかな、と改めて感じさせられた訪問でした。
/Author: カガワ
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