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シェアハウスを選ぶ基準は人それぞれ異なるもの。

設備が整っている、家賃が安い、部屋が広い、交流が盛ん、運営者さんの対応が丁寧、エトセトラ、エトセトラ。 せっかく、新しい生活を始めるのであれば、妥協などせず、入居前に理想に近い物件やライフスタイルには、とことんこだわり、実際に実現して欲しいと願うばかりです。

でも、好立地のものは得てして家賃が高い傾向がありますし、かと言って生活に不便な場所にも住みたくないという方もいるかと思うので、そんな時は、「暮らす場所」への視点をちょっと変えてみては如何でしょうか。

今回、ご紹介するシェアハウスは、株式会社コーケンアセットフォートレスさんが運営する「Casa de kei 成増」。

「成増」という地域。あまり詳しくは無い方もいるのではないかと思うのですが、場所は東京都板橋区、東武東上線の準急、又は急行で池袋から1駅、10分のところ。

運営者さんのお話を伺うと、「新宿まで、乗り換え1回の20分ですし、東京メトロ副都心線であれば、渋谷まで乗り換えなしで30分で到着できるので、主要ターミナルまでのアクセスが良いのは魅力の一つだと思います。東京23区内の暮らしやすさでも穴場的スポットだと思いますよ」とのこと。

実際に訪れてみると、駅前にはスーパーや飲食店が数多く点在し、生活インフラも充実、シェアハウスは駅から徒歩2分と利便性は確かに良いですし、駅周辺から少し足を伸ばせば、神社に公園、緑溢れる環境へもアクセスも良好です。現代人が求める合理的な条件は兼ね備えつつ、自然体で、穏やかに暮らせる場所なのかもしれません。

今回は、この街を住んで、この街が好きになった、そんな人がきっと現れるのではないかと感じた、「Casa de kei 成増」です。どうぞ。

「Casa de Kei 成増」物件詳細はこちら

   

外観の様子。一人暮らし用の賃貸物件にも見える建物ですが、5F建ての1棟全てがシェアハウスとなっています。

玄関前には「Casa de Kei」の表札と郵便ポスト。また、表札の隣にある機械にカードキーを差し込み、ドアのカギを開けるという仕組みです。

玄関から建物内に入り、真正面のドアを開けると、メインラウンジがお出迎え。真っ白なインテリアが中心となって、共有スペースはシンプルな雰囲気。

メインラウンジを別アングルから。食事時にはきっとこの場所が入居者の方々の集いの場となりそうです。

家具、食器、冷蔵庫などは一通り揃っています。足りないものは、住居人の方々が自然と共有可能なアイテムを提供してくれている雰囲気があるのだとか。

キッチンは3口のIHクッキングヒーターに、大きな流しが備わってるタイプ。

さて、階段を駆け上がり、5Fへ移動してみます。こちらにも、1Fとほぼ同様の設備が整ったラウンジが備わっています。

5Fのラウンジには漫画本が置いてあったり、ゲームが置いてありましたよ。さらに1F、5Fに設置してあるテレビはどちらもWOWOW等の有料放送を導入してあるそうです。海外のドラマやスポーツなども視聴可能というのは、嬉しいと感じる人も多いはず。

5Fにあるキッチンもほぼ1Fにあるキッチンと機能的には同様の様子。4,5Fに住まわれている方が中心にこちらのラウンジを使用されるそうです。

また、各階ごとに独立洗面台と洗濯機、乾燥機、シャワーがあります。(2F)

2,3Fは女性専用フロアとなっているため、女性の方は男性の目を気にすることなく、安心してこちらで毎朝の準備ができそうです。(3F)

シャワールームは各階1つずつ設けられていますとのこと。

洗濯機は乾燥機は有料で、洗濯機は50分100円。乾燥機は3時間100円とのこと。

トイレはウォシュレット付きです。

また、「Casa de kei 成増」の目の前は、業務スーパーがあります。コンビニ等で購入するより、費用を抑えることもできますし、住居人同士でパーティーをする時に、みんなで買い物に出かけたりするのでしょうか。

       

撮影時の空室は3室のみでしたので、お部屋紹介は、ちちらを重点にご紹介していきます。こちらは103号室の様子。広さは11㎡、ゆったり、広々とした空間といえるでしょう。各個室ごとに姿鏡や簡易物干し、クローゼットなどの収納が備えつきです。

室内にあるクローゼットの様子は、こんな感じ。

こちらは2,3Fの女性専用フロアにだけ設置されている電子キー。セキュリティが不安な方には嬉しいですよね。

3Fフロア、廊下の様子。ホワイトカラーが基調。こちらの女性専用フロアは柔らかく、明るい印象を受けます。

304号室は 廊下の配色と同じく、ホワイトカラーを基調としたお部屋。現在は壁紙が青空と雲のデザインですが、今後変更予定とのこと。

お部屋の広さは10.5㎡で、先ほどご紹介の103号室とほぼ同様です。

401号室(広さ:8.3㎡で家賃は52,000円)の様子。 こちらは男性、女性どちらでも入居できるお部屋。窓から射す光が、対照的に、お部屋全体を明るく照らし出してくるお部屋でもありましたよ。

比較的暗めのモノトーンカラーで落ち着いた印象です。

 

「Casa de kei 成増」、最先端の設備や、ユニークなコンセプトのあるシェアハウスという訳ではありませんが、入居する際に必要な家具、備品は備わっており、セキュリティ対策やメインとなる共有スペースが二つあるなど、安心、且つ安全に自分のリズムで、生活できるシェアハウスではないかな、と感じましたよ。 仕事や勉強も大切だけど、自分のペースで交流も楽しみたい、という方は検討されてみても良いのではないでしょうか。

また、成増という都心へのアクセスも悪くない立地、これがポイントとなる人もきっと多いはず。

勿論、「どの街に住むか」、それは、きっと、とても大切なこと。

毎日を過ごす場所を安易に決めるべきではないと分かってはいますし、その街の独特の雰囲気や目に映る景色などが、好きになれるかどうかは、人それぞれだと思うので、そこは、安易にお薦めする訳にはいきません。それでも、駅周辺の複合施設はライフスタイルの選択肢を広げ、主要ターミナルへの距離感や、住居から駅までの距離、電車での移動時間などは心を整える時間に活用できると思うのです。

もし、ご興味を抱いた方がいたら、是非一度、シェアハウスの訪問も兼ねて、街をぶらりと散策してもらいたいな、とも思います。

「心を整える」、サッカー選手の書いた自己啓発書が以前、話題になったことがありましたが、「心は鍛えるものではなく、整えるもの」という、生活や仕事に規律や秩序をもたらすこと、毎日の過ごし方にリズムが保つことの大切さをなんだか、改めて感じてしまった、「Casa de kei 成増」の訪問でした。

通りゆく一人ひとりの顔や声、通いつめた道、こまかな日常の色んなものは、生活を彩ることにつながると思うのですが、すっきりとした気持ちで、帰宅したドアの向こうに、「おかえり」という言葉が待っている。そんなことを考えてみると、なんだか、とても贅沢な暮らしのようにも思えます。

/Author: カガワ

Casa de Kei 成増
物件詳細Casa de Kei 成増
エリア 東京都板橋区成増3丁目
賃料 -
アクセス
東武東上本線 成増駅 徒歩2分
東京メトロ有楽町線 地下鉄成増駅 徒歩5分
入居者募集 男性, 女性
ただいま満室です

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