事業者インタビュー:大門 秀和(株式会社K&now)
Category: インタビュー「D-はうす」を運営する「株式会社 K&now」代表の大門秀和さん。
「おかえり」が自然と生まれる空間に。
我々としては、住居人の方々に「安心」して暮らせる空間を提供することが第一だと思っていますので、サポート役に徹したいと思っています。 自分で言うのもなんですが、本当に閑静なエリアにありますし、個室全てが6畳ありますので、一定のプライベートは確保できると思います。
ロフト階段を上がると、映画上映ができるような「遊戯室」も設けていますので、皆さんに楽しく住んで頂ければと思います。
「おかえり」と言ってくれる家族のような関係になってくれれば 嬉しいですね。そう話して下さったのは、株式会社K&nowの大門さん。株式会社K&nowは、CMに出るほど有名なものや大型なものも含め、今まで数々のシェアハウスを手掛けてきました。常に面白いものを求め、それに関わる人がどんな反応を、変化をしていくのかを見る事が楽しいということで、今回もシェアハウス×カフェという新しい挑戦に踏み込んだそうです。
大門さんの弟さんも一緒にハウスのサポートを手伝ってくださるとのことなので、心強いですよね。
- ---まず初めに、7月より、シェアハウスを新しくオープンされましたが、そもそもなぜ、シェアハウス事業を始めようと思われたのですか?
- 大門さん
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実を言うと、今、私自身が他の事業者さんが運営しているシェアハウスに住んでいるです。で、実際に住んでいたら、シェアハウスっていいなぁと本当に感じて、それで、自分でも手掛けてみたくなったんです。
- ---それって、凄い行動力ですね。考え始めたら、止まらない性格なんですか?
- 大門さん
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いえ、そんなこと全然ないですよ。運営を検討したのは1年位前ですし、それから実際にシェアハウスを運営されている方に会いにいって色々教えて貰いまし た。この「D-はうす」のレイアウトも、今私が住んでいるシェアハウスの住居人に相談しながら、決めてきたんです。やっぱり女性の方がセンスが良いというか、自分が良いと思うのは、大抵、周囲から駄目だしをされるので、、。
- ---笑、オシャレな空間だな、と思ったんですけど、レイアウトはシェアハウスで一緒に住まれている方々に相談して構築されたんですね、面白いですね。
- 大門さん
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はい、シェアハウスの魅力って、そういう「つながり」にあると思うんです。なんていうか、日常では出会えないような人と、出会えるというか。一人暮らしだと、会社と自宅の往復になりがちですけど、今住んでいるところだと、食事しよ うと思ってキッチンに行くと、女性ばっかりだったり、欧米人がいたり、毎回雰囲気が違ったりするんです。 で、作っている料理も違う。私は英語が苦手なので、身振り手振りだったりしますけど、そういうことって楽しいんですよね。生活の中に笑い声があったり、料理を教えて貰える場になったりとことが日常的にあるので、やっぱり「シェアハウス」ってもっと普及して良いとも思っています。
- ---そういえば、キッチン用品も「ル・クルーゼ」とか料理が好きそうな人には、嬉しい調理用具がたくさんありますね。やはり女性からのアドバイスですか?
- 大門さん
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私が個人的に料理好きなこともあるのですが、やはり「ハウス」での暮らしを楽しんで欲しいので、オープンな食卓になるように、こだわりました。運営は私と 弟の二人で行いますが、お米などの買い出しは女性には大変だと思いますので、我々で行いますし、台所に携帯からのメッセージが映るようなディスプレイなど を設けて、住居人の方々が交流しやすく、暮らしやすい空間を提供したいと考えています。
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---お米の買い出しとかしてもらえると、女性の方にとっては嬉しいですね。入口の傘立てや、ゴミ当番の鍵なんかも、共同生活をする上では嬉しいアイデアだなと感じたのですが、やはり、そこはシェアハウスに住まれた経験が活かされているんでしょうか。
- 大門さん
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培ったというか、みんなのアドバイスは出来るだけ取り入れていきたいと思っています。 ハウス内のルールなんかも、こちらから一方的なルールを設けたりする というよりは、実際に住まれている方々とお話をして、皆がその意見に賛成であれば、臨機応変に対応していきたいと思います。
住居人思いな姿勢が素晴らしいですね。運営者の大門さんの弟さんも一緒にハウスのサポートを手伝ってくださるとのことなので、心強いですよね。