舞台は、サーファーで賑わう千葉県東浪見海岸を臨むシーサイドハウス。あるシェアハウスの日常を切り取った物語。 |
複数人で暮らしをシェアするライフスタイルが急速に広がりつつある昨近。首都圏を中心に物件数も軒並み右肩上がりで急増している現状と相まって、「シェアハウス」というワードも徐々に社会の中に浸透し、若い人たちを中心に認知され始めています。 最近では、シェアハウスを題材にしたドラマや映画、さらには、シェアハウスで暮らす若者の日々の生活を追ったリアリティショーまで放映され、盛り上がりを見せているわけなのですが。。 とは言っても、実際にシェアハウスでの生活ってどうなの?海外では当たり前なのかもしれないけど、日本人が他人同士と共同生活するなんて、何だか想像できない。という声もちらほらと聞こえてくるわけです。 そこで、今回は株式会社シェアカンパニーさんが運営する「Bacchus下北沢」の入居者の方たちに交ざって、ある休日を一緒に過ごさせて頂きました。 舞台は、千葉県の海岸沿いにあるシェアハウス「TOOD 一宮」。仕事のある日の住まいは東京。ちょっとゆっくりできる日の住まいは海辺。そんなセカンドハウスとしての使い方もできる場所だそうで、都会の喧騒を忘れさせてくれるのんびりとした風景の中で、秋深まる海辺の休日を満喫してきました。 それでは、早速ご覧ください! |
いよいよ、出発の日を迎えた朝。寝ぼけ眼をこすりながら、まだ目覚めきっていない体に鞭をうち、何とか出発時間までにメンバー全員揃うことができました。とは言っても、同じ家に住んでいるわけですから、遅刻しそうな人がいれば、あらゆる手を使い、叩き起こせば良いだけの話ですね。
下北沢からブーンっと、およそ2時間ほど車を走らせると、今回の目的地「TOOD 一宮」に到着。車中では、前日からの疲れを引きづり寝ている者、修学旅行気分で大はしゃぎする者など、車での過ごし方も千差万別だったよう。
目的地に着くや否や、まるで別荘のような豪華なつくりの建物にテンションは上がり、大量のお肉(解凍中)を目の前に胸は高まります。
参加者は総勢16名となかなかの大人数。でも、みんなで準備をすれば、バーベキューの支度もすぐ終わりますよね。
でも、人生そんな上手いことはいかず、ハンモックで揺られたり、サッカーボールを蹴って遊んだりと、少々の寄り道は仕方ないのかと。。
でも、やればできるんです。一度スイッチが入れば、準備もあっという間。照りつける太陽の下、自然解凍したお肉を熱々の鉄板の上で焼いていきます。
お肉が焼き上がったら、待ちに待った乾杯の時間です。持ち寄ったお酒を片手に、昼下がりの青空の下、みんなで乾杯!!
大勢でテーブルを囲めば、お肉もお酒も一段とおいしく感じられるわけで、他愛もない冗談を言いながら笑い合える時間というのは、何にも代えがたいかけがえのないひとときだったり。。
普段はこんなに大人数で集まれないからこそ、この日だけは楽しもう!と、いつにも増してはしゃぎたてます。
ハウスの目の前にあった「Patagonia サーフ千葉」さんをバックにみんなで写真を一枚。 訪れたついでに、海に似合うアウトドアファッションまで一通り揃えることができそうです!
その後は、前日の台風の影響で、すっかりぬかるんでしまった悪路を列になって突き進み、海へと向かいます。
なかなかの寒さでしたが、海を前にしたら、入らずにはいられないと、早速靴を脱ぎ、ズボンの裾を巻き上げ、白波の中へ。
おっと、こちらの方は上半身まで裸になり、海へと駆け出します(推定気温10度)。海は眺めるものではなく、浸かるもの。そんな心の声まで伝わってきそうな後ろ姿です。。
最後は、お馴染みのフォーメーションで記念撮影。決して隊列は美しくなくとも、皆さん、表情は生き生きとしています。
海から戻ってきた後は、リビングでまったりと談笑したり、外でキャッチボールやバレーボールなど、身体を動かしながら遊んだりと、皆さん思い思いの過ごし方を楽しんでいたようです。
ウッドデッキでは、ワインを片手に見事なポージングで寛いでいる人の姿も見られました。まるで、いつかのトレンディドラマのような光景ですね。(笑)
楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、夜を迎えると、残ったお肉と野菜でカレーを作り、夏の終わりを告げる(だいぶ前に過ぎていましたが、、)花火をみんなで楽しみました。
最後は、旅の思い出に集合写真を変顔?でパシャリ!まるで画にでも描いたような、淡い青春時代の記憶を思い起こさせる楽しいひとときを過ごすことができました。本当に皆さんありがとうございました!
というわけで、今回は実際のシェアハウスでの暮らしをレポートさせて頂きました。もちろん、これがシェアハウスで繰り広げられる日々の日常というわけではありませんが、やはり限られた時間の中で、できごとや経験を仲間たちと分かち合えることこそ、シェアハウスの最大の魅力なのかな、と感じました。
そして何より、楽しい時間を過ごした後は、仲間との別れもより一層名残惜しくなるわけですが、シェアハウスならば帰る場所が同じですし、明日からまた頑張ろう!と皆で励まし合いながら、次の日を迎えることができる点も何だか良いな、と思いました。
今後も機会があれば、シェアハウスでの暮らしに密着し、皆さんにその場所で繰り広げられるリアルライフをお届けできればと思っておりますので、是非ご期待ください!
/Author:カガワ