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平成から令和へ。

 東京シェアハウスに足を運んでくださる皆さま、今年一年、もしくはもっと長くから、(もしくは最近の人も)、僕らのサイトに訪問頂き、ありがとうございます。

2019年もあと一日で終わりとなりました。今年は何と言っても、平成という時代が終わり、令和という新しい時代を迎えるという節目を感じる一年でした。事業的には、旅行業を営む小会社(株式会社シェアチケット)のサービスを閉じたり、新メンバーの加入や旅立ちがあったりと、色んなことがありました。

「やってやる」「まだまだ」「ほんとに?」「やばいかも」「申し訳ない」「なんとかなるよ」「いける」「すごい」「ありがとう」と日々の業務から同時に派生する、多面で多重で多層な感情と向き合い、時には戸惑いながら、過ごす一年でもありました。

ドタバタが続いていただけのようにも思えますが、それでも、今年は、なぜかとてもスッキリとした気持ちで、新年を迎えることができそうです。

「終わりよければ、全て良し」とは、シェイクスピアの戯曲ですが、人間の脳は、ハッピーとネガティブが混在していると、脳内には、ハッピーの最高潮が最も強く残るのだそうです。結果的にハッピーエンドな物語が多い気がするのは、人間は、本能的に、物事を常に良い方向に考えていくという性質が備わっているからなのかもしれません。

ポジティブに考えていると、人間、主体的に動けますし、新しいコトにも挑戦したくなります。なので、人類が発展した理由は、実はプラス思考にあるんじゃないか、そんな事を考えながら、年越し蕎麦をすすり、新年を迎えようと思います。

 

 

日々流れてくるニュースを通して、シェアハウス業界を眺めていると、不正融資など、ネガティブな報道もありましたが、サイト運営側の視点で言えば、今年は、安定して市場が広がった一年でした。全体的なバランスを保つかのように、シェアハウスの居住空間のクオリティーが高まった1年だったと言えるかもしれません。

敢えて、東京シェアハウスでの顕著な傾向を言えば、外国籍の方の問合せが増えたことだと思います。シェアハウス業界全体での変化だったかもしれないですし、不動産業界や、日本全体にそういう変化が起きているのかもしれませんが、ウチの場合は、ペルーから(赤い髪をした)海外インターン生のケイティーを受け入れて、国外向けにマーケティング施策を頑張ってくれたことが大きかったと感じています。

残念ながら、彼女のインターン期間が終わり、年末に帰国となってしまいましたが、仕事をしていく中で、「誰のために」を意識することで、成果や結果は大きく変わる、そう感じる一年でもありました。

 

 

どこを向いて仕事をするのか、当たり前ですけど、そういう当たり前のことが、大切な時代なんだと思います。

 

 

今後、シェアハウス業界は、住居人同士での交流に限らず、シェアをきっかけに世代や国籍を超え、「地域コミュニティ」にコミュニケーションの輪が溶け込み、広がっていく、個人的な期待を込めて、そんな風に考えています。

シェアハウス内にて、入居者同士だけの共有スペースがあって、それとは別に外部の方も参加できるようなコミュニティスペースが別にあると、何かを発信したい人達にとっては、とても魅力的な場所になると思うし、そういう「場」を求める人も、そこに「価値」を感じる人も増えていくように思うのです。

今までは「働く」を生活の中心に置いていた人も多いと思いますが、これからは「暮らす」を中心に日常を見つめ直し始める人が増えていく、そんな気もしますし。

そんな事を考えていたら、日本総合住生活さんが、「本からはじまるご近所づきあい」をテーマに、団地の一部をシェアハウスにした『ジェイヴェルデ大谷田』を令和2年3月にオープンされるとご連絡を頂きました。

 

 

 

入居者同士だけじゃなく、地域の方とも交流が図れるコミュニティスペースがあり、本を介したイベントなども予定されているとのこと。

従来のシェアハウスとは違い、外部の方とも参加できるスペースやイベントが設けられていると、地域に根付くような交流が生まれ、街にも活気が溢れそうですし、世代を超えた共生が実現できると、素敵ですよね。

そういうライフスタイルが実現できると、そこから、また新しい暮らしの可能性も生まれそうですし、地域コミュニティーが広がると、特に若い人達にとって、沢山のチャンスが生まれる気がしているので、そんな未来につながってくれると良いな、と願っています。

 

☆ 

 

皆が皆、交流しなくちゃいけない訳ではないのですが、人が集まる場所には沢山の価値・可能性があるはず。

サイトには、まだ掲載できておりませんが、来年は他にも大規模だったり、豪華な設備が備わっていたり、ユニークなコンセプトのシェアハウスのオープンが続く予定です。

皆さんの日常にも、つながるような、よりよい場所や住まいをお届けできるよう、メンバー一同、頑張りますので、シェアハウスに住みたい人も、興味がある人も、なぜか気になってしまう人も、これからも是非、お散歩気分で、サイトに訪問下さい。

僕らは、まだまだ小さなチームですが、これからも、運営者さんのこだわりや愛情が詰まったシェアハウスをより多くの人に届け、そして住む人にとっても、日常に笑い声や小さな幸せが増えるような、そんなサービス提供を目指し、活動していきたいと思います。

 

 

 求めているモノを、この目でしっかり認識することができれば、きっと手に届くはず。
(年末の送別会では、岐阜のお菓子を頂きました)

 

☆ 

改めまして、今年も一年本当にありがとうございました。

年末年始は、ゆっくりと身体を休ませて、良いお正月をお迎え下さい。皆さんにとって、来年も素敵な物語が生まれる一年でありますように。

 

Author / Moriyama

Author / Moriyama

 

今年は「運」や「縁」に助けられた年でもありました。本当に色んな方に感謝しかない一年です。起業当初は、こんなにも、サービスが伸びていくと考えていませんでしたが、来年も「世界中にあるモノ、コト、ヒトがもっと気軽につながれるような社会構築を創る」という使命感を持ちながら、前のめりな一年にしたいと思います。

 

個人的には、普段行かないようなイベントにも訪問したいですし、業界の垣根を超えて色んな人の話を伺いたいので、もしご縁がありましたら、是非よろしくお願いします。^^

 

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