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伝統的家屋 日本式住居様式。

家族団らん。冬の季節になると居間に集まりこたつに入りながらみかんを食べる。そんな日本の伝統的アニメ”サザエさん”にも登場する「茶の間」。現代では西洋式の住宅が増え、改めて考えると畳に腰掛け、円状のちゃぶ台を家族で囲む様式というのは日本では既に珍しいのかもしれません。今回ご紹介するのはTEAMスキマジャパンさんの運営する「GLOBE 阿佐ヶ谷~International House~」です。International Houseとだけあって留学やワーキングホリデーなどで日本を訪れている外国人の方には”住居”という視点から日本独特の魅力が感じられそうです。

場所はJR中央本線沿い「阿佐ヶ谷駅」が最寄りで駅から徒歩10分弱。途中、境内に大きく、真っ赤な鳥居を構える神社があったり、道端では雨に濡れた紫陽花が趣を感じさせてくれます。

物件は旧来の古屋をシェアハウスへと改装。日本らしさは残しつつも住む人の住み心地を考慮した作りになっています。 さて、ハウスの中は一体どのようになっているのでしょうか。早速中を見てみましょう!

「GLOBE 阿佐ヶ谷~International House~」物件詳細はこちら   

   
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苔広がる細道、飛び石を越えて

絢爛さよりも”渋さ”を好むのは西洋と異なる日本独特の感性。日本庭園では欠かせない一要素の飛び石を現代の家屋で見かけることは少なくなりましたね。物件は住宅と住宅の間を抜ける思いがけないところにひっそりと門を構えていました。

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さて、玄関を開けると内装とハウスの雰囲気が伝わってきます。

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玄関にはグローバルのモニュメントとなる地球儀が置かれていました。

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GLOBE阿佐ヶ谷では和のテイストをした置物が飾れています。こちらは日本で「福をもたらす神」として崇められている七福神の可愛らしい置物が。それぞれに説明書きもありました。

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”福を運ぶ”と言えば「招き猫」も代表的ですね。

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襖に貼られていた文字がズラリと並んだ張り紙を発見!こちらは大相撲の力士の順位を表す「番付」というもの。なんでも運営者さんのご趣味が相撲観戦だとか。相撲について詳しく伺えそうですね。

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家の中心点。家族の集まる場所茶の間。

現在ではちゃぶ台を見る家はだいぶ少なくなりました。日本でも西洋化が進み、このような日本独自の居住様式が失われつつあります。しかし外国籍の方々からすればとてもめずらしいもの。シェアハウスで体験できるというところがまた面白いですね。

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ちゃぶ台は冬になるとこたつへと模様替え。「団らん」の様子が想像出来る独自の空間ですね。

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リビングとキッチンスペースは襖で区切られており、隣の襖を開けるとそこは収納スペースに。

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各お部屋それぞれに使用できるスペースが割り振られており、わざわざお部屋に取りに行かないといけないものなどはこちらに収納すれば解決ですね。

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まるでロウソクに灯された明かりを和紙で包んだ灯篭かのよう。

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シェアハウスの良いところはすでに備品が揃っているということ。こちらのアイロンとドライヤーは自由に使うことができます。

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キッチンスペースからは以前の住宅の面影を感じます。

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”実家”にあるかのようなどこか懐かしいサイズ感。火は使わないIH式です。

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もちろん生活に必要な家電製品も揃っています。また珍しい形をしたトースターがありました。

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共に”住む”ことで互いの文化を知る。

ドミトリーというと日本人にとっては若干の敷居を感じてしまう傾向があるかと思いますが、寝る場所も同じ空間というところからまた違う親密さが築けるかもしれません。

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もちろんドミトリーだけでなく個室もありました。特徴は7~9平米ある個室の広さ。個室には冷蔵庫と机が備え付けられています。

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窓が大きく採光を確保できるお部屋。フローリングにカーペットを敷いて大人が手足を広げても余裕ある広さです。

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気になるのがセキュリティの面。各居室は電子錠を採用しています。

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外国籍の方が喜びそうなのがこちら。「大正の浮世絵師」と謳われた詩人・画家の竹久夢久作の婦人画が飾られています。

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ドミトリーのお部屋。共同部屋でもそれぞれの収納はしっかりと用意されています。窓の外には日本らしいお庭が覗けます。

 
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縁側に腰掛け”侘び寂び”を感じる。

”侘び寂び”とは日本人特有の美意識で「儚いものを愛する心」を指すそうです。例えば散りゆく桜に風流を感じるといえばいいのでしょうか。どこか落ち着きを感じる縁側に腰掛け、晴れた日にのんびりとするのもいいですが、雨の日は特に雨水の滴った緑の生い茂る庭を見るとどこか寂しいような、しかしそれがまた魅力的に感じる。そんなあなたには日本人の”心”が受け継がれているのかもしれません。 

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縁側へはお部屋からも障子を開けて顔を覗かせることができます。

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チェアとテーブルがあるのでたまには外でお茶をしてもいいかもしれません。

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軒の下には洗濯物を干せる場所が確保されています。お庭のある方角は日差しがよく洗濯に適しています。

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そんなお庭をのぞいているのはお相撲さんをモチーフにした風鈴。この季節にはぴったりですね!

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涼を感じるのは扇子も必須アイテム。こちらもお相撲さんシリーズ。

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お風呂は昔ながらのタイル張り仕様。一昔前まではこの形式のお風呂を見かけましたが、いまではもう懐かしさを感じますね。

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トイレのタイルは運営者さんのDIYによって明るいカラーに様変わり。トイレ隣には掃除機とアイロン台がありますのでこちらも自由に使えます。

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シェアハウスというと洗濯するのに硬貨が必要になるイメージですが、こちらでは無料なのが嬉しいですね。

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さて、内覧を終え玄関に戻ろうとすると玄関の上部にこんなものが。どこかの神社のお守りらしいです。

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帰路ではこんな立派な鳥居が構えている神社がありました。名前を見ると先ほど玄関で見かけたお守りに書いてあった神社で、鎌倉末期に創設された歴史ある神社です。

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道端には雨に打たれ一層鮮やかな紫陽花が咲いていました。小さなところでも日本らしさを感じられるそんな地域でした。

 

いかがでしょうか?今回ご紹介したシェアハウスはTEAMスキマジャパンさんが運営するGLOBE阿佐ヶ谷~International House~でした。物件が立地する土地は阿佐ヶ谷。駅の近くにはたくさんの地域に根付いた商店の立ち並ぶ商店があり、帰り際にふらっと立ち寄ってみるとお気に入りのお店が見つかるかも。

都心にいるとどうしても現代化した生活環境に身を置くことになり、日本人としてのアイディンティティを感じる機会が減ってきてしまいます。古き良き日本の様式を再認識するのもよし。外国籍の方にとっては”居住”という観点から日本の文化に触れられるシェアハウスかと思います。

茶の間にて国籍を問わずあらゆる国の人がちゃぶ台を囲み同じ時間を共有しいている絵はとても新鮮で珍しい光景かもしれません。日本様式のシェアハウスで刺激ある文化交流を日常にしてみてはいかがですか?

/Author:イナミネ 

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PROFILESHARE LIFE DESIGN 代表  山本 康弘。松山市出身。留学生の生活サポート事業、学びと繋がりを育むシェアハウス事業、地域の国際化推進事業など、さまざまな活動を手がける。 お互いに学び合い...