イタリアの市場を彷彿させる約4mの開放的なキッチン&ダイニング
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メルカート。イタリア語で「市場」という意味を表す言葉。それ以外にも、欧州サッカーでは、夏と冬に開かれる移籍市場の意味としても用いられるようです。そしてもう一つ、この言葉には素敵な意味が隠されており、それは、〝ヒトとヒトが暮らしを通じて往き交う場所〟というもの。
シェアハウスという場所も実は、〝ヒトとヒトが暮らしを通じて往き交う場所〟 そんなイメージにピッタリなのではないかと想いを馳せているところで、今回ご紹介するシェアハウスの建物と出会ったのだそうです。
そのような経緯があり、今夏誕生した女性専用シェアハウス「メルカート新おかち町」は、都営大江戸線「新御徒町」駅から徒歩2分ほどの場所に佇みます。JR山手線「御徒町」駅へも徒歩圏内。自転車を使えば、浅草や上野までも5分程度で行くことができるため、東京東部エリアの観光スポットを巡る楽しみもあるのだとか。
また、ハウス内はイタリアの市場を彷彿させる約3mの天井高、全長約4mのキッチン&ダイニングテーブルで、入居者同士、料理や食事を楽しみながらコミュニケーションを交わすことも可能。開放感溢れる共用部とバラエティ豊富な個室を中心にご紹介していきたいと思います。
それでは、早速ハウス紹介へどうぞ!!
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「メルカート新おかち街」物件詳細はこちら
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ホワイトカラーで統一された採光抜群の明るいエントランス
エントランスを上がり、左へ向かうとリビング、右手の階段を上がると、居室フロアになっています。リビングと居室フロアがきっちりと分かれているため、騒音を気にする必要はなさそうです。
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シューズボックスは玄関を上がって真正面に用意されています。
緑のある空間は暮らしを少しだけ豊かにしてくれるかも。エントランスには植物の種が置かれています。
自転車置き場の様子。しっかりと扉が付いているため、盗難される心配もないですね。
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約38㎡&約3mの天井高を誇る、スケール感抜群のリビング&ダイニング
ご覧のとおり、リビングに足を踏み入れたときの開放感は群を抜いてます。ダイニングの中央にキッチンとテーブルが配置され、”思うがままに料理を楽しめ!”、そんなメッセージが隠されている気がしてなりません。
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両側には天井まで伸びる棚が取り付けられています。線対称の空間づくりが意外と斬新なのかも!?
くるりと、ダイニングから振り返ると、リビングがあります。天井から吊り下げられた薄型テレビが非日常的な雰囲気づくりに一役買っています。
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天井からは配管剥き出しの換気扇がキッチン頭上を覆います。並べられた椅子も彩り豊か!
キッチン下にはざっくりと調理器具や食器を置くことのできるスペースがあります。
ダイニングテーブルはタイルを施したデザインとなっています。
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ダイニング中央の壁一面に塗装された黒板は、連絡掲示板の他に皆でレシピを共有する用途もアリですね!
本来はこのような用途なのですが、シンプルな形の箱は何にでも応用できそうですね。
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その他、棚には炊飯器から電子レンジまで一通り揃えられ、極めつけはおうちでパンが作れちゃうホームベーカリー。
さて、お次はリビング。ソファとテーブルだけが用意されたがらんとした空間も何だか粋です。
ソファが何とも面白いカタチ。曲線で構成されたデザインが美しさをも感じさせます。
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最後は水回りを見ていきます。キッチンには2台のシンクが向かい合うようにして配置されています。
脱衣場&浴室の様子。浴槽付きの他にシャワールームもあります。
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バリエーション豊かな選べる個室は、こだわりのチェア付き
個室は一定の広さが確保されている上、ベッドや収納、そしてこだわりのチェアが備わっています。お部屋ごとに雰囲気が異なっておりますので、内覧時に是非チェックしてみてください!
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204号室は窓が大きく、使い勝手の良いシンプルな間取り。収納スペースも大きいです。
2階フロアの様子。部屋の外には洗面台が備わっています。
お次は一つ階を上がって、303号室の様子。こちらの収納スペースは細かく区切られた本棚タイプ。
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4階居室フロアの様子。哀愁をも漂わせる鳥の置物がお出迎え。
402号室の様子。洋室の中に和箪笥が置かれ、一つのアクセントとなっています。
また、4階フロアの居室からはバルコニーに出ることができます。やっぱり洗濯物は外干ししたいですよね。
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こちらのシェアハウスを運営するのは、現在、都内で20棟以上の女性専用シェアハウスを中心に手掛ける株式会社Rバンクさん。様々なコンセプトやテーマを持ったシェアハウスを一軒一軒丁寧に作り込まれている印象があります。そのため、取材にご訪問させて頂く際は、今回はどのようなシェアハウスが誕生したのだろうと、ワクワクしながら、最寄駅から物件までの道のりを歩いていたりします。
また、今回ご紹介したハウスのある御徒町は、古くは江戸時代より、蔵前、上野、浅草などと併せて、モノづくりの町として賑わっていたそうで、近年も若い世代のモノづくりの場所が次々と増え、「徒蔵(かちくら)」と呼ばれてちょっとしたブームになっているのだとか。モノづくりに興味がある方は、街歩きをしながら、様々な作品やアイディアに触れる機会も多そうですね。
ヒトとヒトが暮らしを通じて行き交う場所。さらには、ヒトとヒトが暮らしを通じて”共有できる場所”。ヒトが集まる場所では様々な化学反応が起こり、新しい文化やライフスタイルがこれまでの歴史で生み出されてきました。「メルカート新おかち町」も、暮らしの場所にヒトが集うことによって、そんな場所へと変貌を遂げる可能性を大いに秘めているような気がします。
/Author: カガワ