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シェアハウス発のビッグイベント「CROSS SHARE@Tabloid」

今回は2010年4月、東京・日の出に誕生したクリエイティブスポット「TABLOID」で、都内近郊を中心に現在10棟のシェアハウスを運営するリビタさん、さらには、そのシェアハウスで暮らす住人の方たちを中心に、シェアハウス発のビッグイベント「CROSS SHARE」が開催されるとのことで、お邪魔させて頂きました。

イベントのテーマは、「僕たちはいま、何をシェアしているのか?」。最近は「シェア」の文化が日本も広まりつつあり、シェアハウスだけでなく、働く場所を共有する「シェアオフィス」、レンタカーよりも安価で利用でき、会員間で特定の自動車を共同使用する「カーシェアリング」など、シェアをコンセプトとしたサービスが次々と生まれています。

シェアハウスは住む場所を他人と共有するものですが、シェアハウスの中で共有できるものはただ単に場所だけではなく、シェアメイトと共に過ごす空間や時間であったり、入居者各々が持っている個性や特技なのではないか?そういう可能性を感じさせてくれる、素敵なイベントとなりました。

では、さっそくイベントの様子をご紹介していきたいと思います。

「株式会社リビタ 運営物件」

「CROSS SHARE」イベント開催前の様子。会場へ駆けつけると、すでに大勢の人が集まっていました。両サイドに見えるパーテーションで区切られた小さなブースは、リビタさんのシェアハウスに住まれている入居者の方々が手掛けた作品だったり、実際にシェアハウスで暮らしている日々の生活の様子が写真や図などを交えながら展示されたりしていました。

そのブースで展示されている中身を少しだけ紹介させて頂くと、例えば、上の写真のように、入居者の方が手掛けた洋服が展示してあったり、、、

オリジナルアクセサリーが並べられていたり、、、

とあるブースに飾られていた、まるでグラフィックアートのような立体的で美しい絵。しかしながら、この絵、実はシャープペンで描かれているとのことです。信じられません。

こちらは、田園調布のシェアハウス紹介ですが、「ガーデニング部」や、「RUN部」とあります。シェアハウスのメンバーの中でもこういうグループがあったらきっと楽しいでしょうね。

お次はこちらの絵。そういえば最近、六本木ヒルズで展示会やったりと結構流行ってますよね、「ジョジョの奇妙な冒険」ではなく、、、「シェアの奇妙な冒険」。

また、コピーライター・デザイナー・フォトグラファーの仕事をしている3人の入居者の方による素敵なコラボレーション。「出会いがいちばん、人生を変える。」シェアハウスだからこその出会いもあると思います。

さてさて、メインステージに戻ってみると、力強く素敵な歌声が響く中、着々とイベントの開始時刻が近づいていました。

そして、リハーサルが終わると、いよいよイベントが始まります。

オープニングイベントはリビタさんのシェアハウスに住む住居人の方たちのトークセッション、名付けて「住人十色」。

このトークセッションに登壇した方々は別のハウスに住んでいるので、まずはそれぞれのシェアハウスの簡単な紹介から。高尾山の近くから、原宿、田園調布まで色々な場所にハウスが点在しているのですが、面白いなと思ったのはそれぞれのシェアハウスごとに特徴があること。

例えば、原宿のシェアハウスは日本のファッションの発信地ということもあってクリエイティブな仕事をされている方が多いとか。また、千歳烏山にある「シェアリーフ」は、料理男子が多かったり。(お話しされている代表者の方の中にもマスクを被っている人がいたり、、、)。

シェアハウスに住む人と場所が、それぞれのシェアハウスの特徴を形作っているのかなと思いました。

 

写真も交えながら、お話が進んでいきます。

一通りの紹介が終わったところで、「なぜ、シェアハウスに住むことを選んだのか」という質問投げかけられました。

答えはまさにこのセッションのテーマ通り、「十人十色」。値段がリーズナブルだったからという人もいれば、一人よりも誰かと一緒に住んだ方が楽しいからという人。なかにはシェアハウスで行っていた七夕イベントとは知らず、住人に声を掛けられ、短冊に願いを書いたことがきっかけ。なんて人もいました。

さて、トークセッションに続いては、住人がこの日のために忙しい日々の合間を縫って、練習したというダンスを披露します。

みなさん、ハツラツとした表情で舞台を舞っていました。

また、観客の方も舞台上に立つダンサーの方に簡単な振り付けを教えてもらい、一緒に踊るという一幕も。私も端の方でひっそりと踊っていました。

ダンスも終盤になるにつれて、より一層激しさと迫力が増し、躍動感溢れる身のこなしに、観覧している方たちもグングンとその世界に引き込まれていく様がよくわかります。

最後はポーズも、かっこよく決まり、観客からは拍手喝采!この会場の一体感は何とも言えませんね!

さて、イベントレポはここで終了ですが、その後もまだまだ目白押しの企画がたくさんあったそうで、夜遅くまで会場は盛り上がったそうです。

このイベントに参加して、私はまるで文化祭に来ているような感覚になりました。社会人になってしまったら、文化祭などもう二度とできないだろうと勝手に思っていましたが、そんなことはなさそうです。

シェアハウスに集まる人たちは同じ場所で働いているわけではありません。だからこそ、社会人としてではなく一人の人間、一人の仲間として付き合うことができ、こういうイベントを行うことができたのかな、と思いました。

今回のイベントのテーマである、「僕たちはいま、何をシェアしているのか?」。これの問いにはその人なりの答えがあると思いますが、間違いなく言えるのはシェアによって広がる世界があるということ。

例えば、今回住人の方たちによって披露してくださったダンスは、シェアハウスに住むプロのダンサーが振り付けなどの指導をしてくれたそうなのです。きっと、今までダンスをしたことがなかった人もいたと思いますが、シェアハウスに住んだことによって自分の世界を広げることができた、ということではないでしょうか。これって、とっても素敵なことだと思いませんか?

 また、リビタさんは来春、駒沢と恵比寿に新しいシェアハウスをオープンするそうなので、この機会にあなたもシェアハウスでの暮らしを始め、あなたなりの「シェア」の形を探してみませんか?

/Author:セキノ

 

   

 

 

運営者
「株式会社 リビタ」

私たち株式会社リビタは、既存建物に、新たな付加価値で再生していくリノベーション専門の不動産会社です。 最新設備やデザインインテリアを採用した、今までのシェアハウスになかった高品質で洗練された共同賃貸住宅を、東京・神奈川・埼玉で10物件(631室)企画、運営しています。個人のスペースを確保しながらも、他人と共存する住まい。 職種、性別、世代、文化を超えた、ボーダレスコミュニティのある暮らしに興味のある方はリビタのシェアプレイスを是非ご覧下さい。