運営者メッセージ
「シェアハウスって、価格は魅力的だけど、他人との共同生活は楽しく過ごせるか、ちょっと不安だな、、」
それは私がシェアハウスに移り住む前、漠然と思っていたことでしたが、「共同生活」を体験したことの無い多くの方々は同じような疑問を抱いているのではないでしょうか?
それでも、当時の私がシェアハウスへの入居を決めたのは、私が地方出身ということもあり、いつからか「会社と住居」を往復する退屈な毎日を過ごしているように感じていたことや、全く別の業界の知り合いが増えて、自分の活動範囲が良い方向に広がればいいなという思いがあったからだと思います。
結果的には、滞在した「シェアハウス」を通し、様々な出会いがあり、夜通しで本音を語り合い、想像以上に充実した時間を過ごせました。プライベートで辛いことがあっても、帰宅時の「おかえり」という言葉に救われたり、女性に美味しいお酒の銘柄を教えて貰ったり、年下の人達に仕事効率化のアプリを教えて貰ったり、外国籍の方に日本文化の良さを再認識させられたりすることもありました。
何より「シェアする暮らし」を通して、お互いを尊重し合あうこと、自身の目標に向かう大切さを学んだように思います。
但し、周囲に「シェアハウス」の良さを話しても、多くの人からは、「昔の共同住宅」のイメージからか、あまり良い反応が得られませんでした。せっかく、外国籍の方も多く滞在しており、異文化交流のきっかけになる場所があるのに、こうした場所の良さが認知されないのは、残念だな、そう考えたことが、「TOKYO SHAREHOUSE」のはじまりです。
目標を持って地方や海外から上京してきた人達や目標を見失いそうになっている人達にとっては、現実社会でのソーシャルネットワークのプラットフォームとなりえるくらい、シェアハウスは可能性に溢れていると思いますし、インターネットの普及とグローバル化が進む今日において、その需要は今後も益々高まっていくとも考えています。
また、私事ですが、海外に滞在していた際、現地の人と溶け込める場所というのは、非常に貴重な存在でした。ですので、日本に留学している外国籍の方にも役立つようなサイトにしていきたいと考えています。そして、いつの日か、日本人が海外へ旅立つ、それが世界中のどこであっても、つながりを持てる場所を紹介できたら、そんな夢を持ちながら、これからも活動を継続していきたいと思います。
そんな未来を描けるのは何年先の話か分かりませんが、どうぞ末永くお付き合い頂ければ嬉しいです。
東京シェアハウス合同会社
代表 森山哲郎