102の個が繋がる「SOCIAL BASE」 |
今回ご紹介するのは、従来のシェアハウスの概念を一新するほど贅沢な空間が広がる施設、「ソーシャルベース東中野」です。ポップカルチャーの中心地、中野にオープンしました。 運営は「株式会社シェア・デザイン」から社名を変更されたばかりの「株式会社JR東日本ソーシャルデザイン」さん。これまでにも数多くの遊び心あるシェア型の住まいを展開されてきましたが、今回はワンランク上の上質な空間とソーシャルな場を意識した仕上げになっているとのこと。 「仕事もプライベートも充実させたい」「刺激のある出会いや交流が欲しい」「趣味やクリエイティブに時間を費やしたい」など、今の生活に ”+α” が欲しいと感じている人にとって、このような住まいの存在が人生に大きな変化を与えるきっかけになるかもしれません。 |
知性と感性に響く、空間デザイン。 |
建物の玄関から入って真っ直ぐにある入居者専用の中庭を辿ると、リビングがお出迎え。ご覧の通り、ウッド調のフロアに高い天井、広々としたリビングがドーンと広がっています。リビング画像の左側には中庭、右側にはリラックススペースが広がり、奥にキッチンがあるという設計です。一面が窓となっているためか、非常に開放的な場所でした。 「ソーシャルベース東中野」は男女共有102世帯のソーシャルな住まいとのことですが、1階にはジムやシアタールームなど遊び心溢れる共有スペースが複数存在しているとのことで、洗練された空間の創りに癒やされる人もきっと多いのではないでしょうか。 |
リビングの右側にあるラウンジの様子。大型ディスプレイのテレビが映えますね。シェアメイトとわいわいお話をするのも楽しそう。 |
レストランの厨房のようなキッチンを、マイ・スペースに。 |
大勢の住まいだとキッチンスペースを重要視する人も多いと思いますが、大型のIHコンロが5台に業務用のガスコンロも1台設置と、料理が苦手な人でも、キッチンに通い詰めてしまうのではないかというほど豪華です。いつの間にか料理が好きになりそうですね。 |
キッチンには様々な料理器具が設置されています。なんだろうと思っていたら、コーヒーメーカーの横には”カキ氷機”が。一番左にある金色の蛇口はビールサーバーということで、夏の暑い日や祝日、ウェルカムパーティーなどで大活躍しそうですね。 黒で統一された備品は上品さも感じて、上質な空間を演出してくれているようでした。 |
広く、明るく、落ち着きのある個室。 |
個室の広さは、どれも12.48㎡。一般的なシェアハウスの個室と比較しても、広いスペースを確保されたと言ってよいはず。
「ソーシャルベース東中野」は4階建てですが、各フロアにはトイレ、洗面、ランドリースペースが用意されています。ランドリースペースは1階と3階が男性専用、2階と4階が女性専用となっています。 |
迷子になりそうなほど、数多くの充実した設備。 |
リビングやキッチン以外にも、ジムやスタジオ、更にミュージックルームに関してはセッション用とピアノ用の2室が用意されていたりなど、「ソーシャルベース東中野」にはココロが躍る数多くの設備が備わっており、どこをお伝えすべきか私達も悩んでしまうほど。 こちらはジムスペースの様子ですが、機材もフィットネスジムにあるような豪華なマシーンがずらりと並んでいました。運動もでき、勉強もでき、音楽も、映画を鑑賞することもできてしまう充実感が、もはやシェアハウスの域を超えている気がするほど。 |
こちらは、ワーキングスペースの様子。各席にコンセントや照明が完備されていて集中しやすそうですし、防音仕様になっているのか、リビングの直ぐ近くにありながらも雑音は気になりません。カフェに行くよりも快適で、集中できる環境が整っている気がしました。
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創造性が広がる空間とソーシャルな暮らし。 東中野という街自体に、カルチャーの多様性を感じる方もいると思います。そんな街にある100人以上が集うシェアハウス「ソーシャルベース 東中野」は如何でしたでしょうか。 家賃は一般のシェアハウスに比べて高いかもしれませんが、ジムや交際費、趣味にかかる出費を考慮すれば、実は非常にリーズナブルな環境だと感じる人も多いはず。画像だけでも豪華さが伝わるかと思いますが、実際に訪問して空間の魅力を感じると、さらに価値が高まると思います。 利便性や費用対効果を重視して選んでも、こんなにも魅力的な住環境ってそうそう出会えるものでもないはず。開発された設計士さんや運営者さんの思いも感じ、訪問しながら、ワクワクする体験となりました。 私たちは、このレポートを通じて、できるだけ下見の代わりになるようなコンテンツを提供し続けたいと思っています。しかし、今回の「ソーシャルベース東中野」に興味を持った方は、傍観に留めるのではなく、ぜひ訪問していただきたい。東中野駅から家までの道や駅周辺の飲食店の豊富さも楽しめるでしょうし、「こんな住まいがあるんだ」という再発見につながる体験ができると思うのです。 仕事や趣味を一緒にしてみたり、もしかしたら「それ以上」のクリエイティブな活動も生まれるかも。 こんな場所を求めていた方々が集い、普段出会うことのない「時間」と「ワクワク」のある日常が織りなす空間でありますように。 |
/Author: Aya, Miki Photo:Ishi
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