世界の旅行者が我が家にやってくる!家にいながら世界旅行!
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人との出会いはいつも唐突にやってくるもの。思わぬ出会いがその後の人生に大きな影響を及ぼし、大きな体験や経験を生み出すことだってあるはず。
しかしながら、人と出会うためには自ら外へ出て行動を起こさなければ何も始まりません。ネットを通じて人と繋がることはできるかもしれないけれど、リアルの世界で出会いを求めるのなら、まずは行動に移さなければ。。
そこで今回ご紹介するのは、一歩深い異文化交流が楽しめるシェアハウス「LOCALIFE 新宿」。異文化交流といっても、ここで行われる異文化交流は一味違います。世界中の旅行者がこのシェアハウスを訪れて、入居者がホストとしてもてなすという極めてユニークなコンセプト。
旅行者たちは「Couch Surfing」や「Eat With」といったコミュニティサイトを利用して、このシェアハウスに辿り着き、1週間程度の滞在を入居者と共に楽しむのだそうです。
入居者は自ら旅に出なくとも、世界中の旅行者とこの場所で繋がることができるのが大きなメリット。もちろん、このシェアハウスを訪れる旅行者は日本語が話せるとは限らないので、入居するためにはある程度の語学力が必要とされます。そのため、実践的に英語を学びたいという方にも是非オススメしたい場所でもあります。
それでは早速、ハウスを見ていきましょう!!
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「LOCALIFE 新宿」物件詳細はこちら
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新宿駅までも程近い好アクセス・好立地で都心生活を満喫
副都心線/都営大江戸線「東新宿」駅から徒歩8分の場所に佇むハウスは、「新宿三丁目」駅まで電車で2分、「渋谷」駅までも10分も掛からずに行くことができます。
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ハウスはスーパーのある建物の上に位置しているため、買い物をするときは階段を降りるだけという手軽さ。
玄関のセキュリティは、スマートフォンと連動し、専用のアプリを利用して、解錠・施錠することができます。
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リビングとキッチンが一体となったパーティー仕様のシンプルな共有スペース
リビングは入れ替わりで旅行者が訪れることもあり、たくさんの人たちが一つの食卓を囲めるようなレイアウトになっています。
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ウォールは入居者の伝言板としての役割だけでなく、この家を訪れた旅行者たちがメッセージや絵を書き残すためのツールともなっています。
キッチンも複数人が同時に調理を行ってもゆとりあるスペースが用意されています。
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イベントがある日は、たくさんの人たちが一つの食卓を囲みます。
ロシア人デザイナが気まぐれで書いてくれた落書きも良いアクセントに。
リビングにあるテレビではApple TVを使って映画を見ることができるそうです。
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シャワールームやランドリーとは独立したかたちで洗面所が用意されています。
シャワールーム、ランドリールームの様子。洗濯機は乾燥機能付きのドラム型。
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お部屋は5〜6畳ほどの大きさで統一され、そこに+αで押入れが用意されています(2号室の様子)。
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ロシア、チェコ、フランス、アルゼンチン、インドなど既に世界中から旅行者が来訪
リビングのウォールには、既にここに滞在した旅行者のポラロイド写真が貼られています。2015年5月にオープンしたばかりなのにもかかわらず、既に多くの旅行者が絶賛来訪中。
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各国の食文化に触れたり、その人のバックグラウンドやその国の慣習などを聞くだけでも驚きと発見があり、刺激的な日常を過ごすことができます。
例えば、フランス人カップルが遊びに来たときには、本場のクレープ作りをレクチャーしてもらったり、
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反対に日本の食文化とも言えるたこ焼きをホスト側がレクチャーすることで、お互いの食文化を知ることができます。
インド人が遊びにいたときには、もちろんインドカレーを。
ただ、このシェアハウスで行われている異文化交流はさらに一歩深いところまで掘り下げ、お互いを理解し合う点にこそ本当の魅力であると運営者の小原さんは話します。
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共通語は英語!仕事後帰宅してから自然と始まる国際交流~入居者の声①〜
ここからは、実際にLOCALIFE新宿に住んでいる入居者の生の声をお届けしたいと思います。
塚田さん)「この家に住み始めて1ヶ月。ゆったりまったり、けれども日々刺激的で、月の2/3は世界中から旅行者を受け入れている我が家。仕事終わりの平日23時頃、自然と住人と旅行者との交流時間が始まります。共通語はもちろん英語!5日間以上の受け入れがほとんどのため、お互いにとことん意見交換。
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日本の良いところ、変わったところ、自国との違い。時には恋愛トーク。政治や宗教の話も。見知った情報と現実のズレを実感することもしばしばあります。こうして世界の声が直に聞けるのは、ここの良さの一つです。自然と好奇心にも火がつき、この家を通じてもっと自分の幅を広げて、更に還元していきたい!そんな素敵な出会いとワクワクに溢れた日々が何気ない日常へと変わります。」
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ゲストのいる国を旅して、再会しに行く世界旅行を計画中!~入居者の声②~
三井さん)「LOCALIFE新宿には、ただ観光地を楽しむだけでなく、ローカルの人を通じて日本をもっと知りたい!と願う旅人が集います。ゲストからは何気ない会話を通して、「旅荷物の減らし方」や「日本でヒッチハイクを成功させるコツ」などの豆知識を伝授してもらったりしています。特に感動したのは、1週間滞在した30代フランス人カップルの言葉。「限られた滞在でも日本の文化に触れ、日本人と交流したかった。日本語は分からないから英語が不可欠。LOCALIFEが願いを叶えてくれた」
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オープンから10組ほどのゲストを受け入れ、出会いと発見が満載の日々を送っているのですが、ゲストを見送る時はいつも胸が切なくなります。個人的にはゲストの国を旅して会いに行く、という世界旅行も計画中で、ホスト側から今度はゲスト側として、彼らの家を訪ねてたいと思っています。」
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今回ご紹介した「LOCALIFE新宿」を運営するのは、colishさん。もともとはコンセプト型シェアハウスのポータルサイトを運営しており、企画・運営で「家中留学」をテーマにしたシェアハウスを始めたのをきっかけに、今回「世界中の旅人が集う」というコンセプトが思い浮かんだのだそう。
colish代表の小原さんは、LOCALIFE新宿について、滞在しに来た外国人とご飯を食べながらわいわい騒いで終わりという交流ではなく、さらに一歩踏み込んだ交流ができるのがこのシェアハウスの特徴だと話します。
例えば、ロシア人がクリミア問題をどう見ているか、滞在していたフランス人はなぜ日本のホームレスは物乞いしないのか?自尊心や誇りがあるからなのか?、日本人は夜遅くまで働くことが普通なのか?など、日本人としては何気ないことや当たり前だと思っていたことが、他国の人からしたらとても不思議に思えることなど、交流を通してたくさんの気づきを得るのだそうです。
このような新たな発見や視点・価値観と出会うのがこのシェアハウスの本当の魅力であり、今後の人生においても少なからずプラスの影響を与えてくれる場であると、小原さんは話します。
さらには、入居者の方のお話の中でもありましたが、ホストとして旅行者をもてなしていた入居者が、自分が旅をするときには、ゲスト側として、この家を訪れた旅行者を訪ねるというのも、面白そうですね。
実際にこれから計画されるとのことで、私自身も同行しながら取材できたらと、淡い期待を抱いています。。
今世間では、「グローバル」という言葉を聞かない日がないくらい、何かにつけてはやたら使われていますが、グローバルでありながら、ローカルな繋がりが築ける場が本当に求められているのではないかと個人的には思います。そして、「グローカル」な繋がりが築ける場所がまさに「LOCALIFE新宿」のような場であり、同時に、人生における貴重な経験が積める場なのではないでしょうか。
/Author:カガワ