ドイツ人建築家が設計した邸宅をシェアハウスへリニューアル
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"サステナブル"=地球環境を保全しつつ、持続可能であるさま。これからの未来の環境や社会を考える上でも重要なキーワードともなりそうですが、今回ご紹介するシェアハウスは、そんなサステナブルがテーマの家。
新しい木材を使わずに、ジャワ島の古民家やカヌーから取れた廃材を使って制作された家具たちが、メインリビングを彩り、様々な種類の木々が植えられた緑豊かな庭園は、住む者に心のゆとりと癒しを与えます。
そんな贅沢とも思える住環境は、やはり都心から離れた郊外であるからこそ実現できるもの。と思う方が多いかもしれませんが、何とこちらのハウスがある場所は目黒区・柿の木坂。「柿の木坂」は、古くからのお屋敷が多い閑静な高級住宅街で、都会にありながら緑豊かな自然を味わえる贅沢な街として知られています。
都心へのアクセスが良く、通勤・通学にも便利で、緑溢れる広々とした空間。あとは、お財布との相談で条件に合えば、きっと日々の生活がもっと華やかなものに変わっていくことでしょう。
それでは早速、ハウスの中を見ていきましょう!!
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「SUSTIA柿の木坂」物件詳細はこちら
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柿の木坂の高級住宅街に佇む邸宅
東急東横線「都立大学」駅より徒歩13分。目黒通りから環七通りを添うように伸びている「呑川の緑道」は、春には満開の桜をはじめ、四季折々の花々を楽しませてくれる散歩道としてもオススメです。また、バス停も近くにあり、恵比寿駅へ朝の通勤時間帯には1時間毎6本の運行があり利便性も抜群。
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邸宅らしい広々とした玄関。ドアを開けた時の開放感はなかなか得られないものだったり。
反対側にも玄関があり、行く先々によって使い分けができそうです。
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玄関には大きな姿鏡が用意されているため、お出かけ前の身だしなみチェックに役立ちそう。
廊下の様子。通路幅も広々としており、大きな荷物を運ぶ際にも楽々と移動できそうですね。
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廃材を使って作られた家具と上質な家具との組み合わせは、肩を張らずに落ち着ける空間を演出
リビング&ダイニングは欧風のデザインが特徴的。ブラウン系の色調でまとめられ、質感の良い家具と荒々しさの残る廃材を用いた家具との組み合わせは意外にも◎。ゆったりと落ち着くことのできる空間を演出しています。
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リビングに入ってすぐのソファスペース。壁はレンガ張りとなっており、暖炉とワインが何とも似合ってしまいます。
奥に進んだこちらがダイニングスペース。まるでカフェのような空間で、観葉植物とたくさん光を取り込める大きな窓が印象的。
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そしてなんと言っても気になるのが、リビングの壁に大きく書かれたハウス周辺のMAP。
ハンドメイドで書かれたそうで、入居者が自由にオススメのスポットなどを共有することができるそうです。
キッチン上部には、こちらもハンドメイドで書かれた野菜の絵が。
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キッチン下部の壁は、カヌーの廃材で作られた木材が用いられ、不揃いな見た目が良い感じです。
キッチンも料理を楽しむには十分な広さ。壁側には食材を保管することのできる収納スペースも設けられています。
シンクは隣り合うように2つ並んでいます。洗浄用とすすぎ用で使い分ければ、洗い物も効率良く終わらせることができそう。
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季節ごとに色を変える庭園と、空に近いバルコニー
建物内から外に出ると、都会の家の庭とは思えないほどの大きな庭園が目の前に広がります。欧風のデザインのリビングとはうって変わって、日本らしい和の庭園となっています。
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2階へ上がると、フロアをぐるりと囲うようにして広がるバルコニーが。
南国を彷彿させる木々が空に向かって伸びている画も、なかなか良いものです。
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これだけの広さがあれば、バルコニーでガーデニングを楽しんだり、外カフェを楽しむこともできそう。
物干しスペースも充実しています。天気の良い日は外で洗濯物を干すことができます。
1階リビングの外には、テラス席が設けられています。直射日光も当たらないので、日焼けを気にせず、外で過ごせます。
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お次は、水回りを見ていきます。各ルームのサインも可愛らしいですね。
バスルームの様子。この他にシャワールームも用意されています。
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個室は趣ある和室と採光抜群と使いやすい間取りの洋室から選択
103号室と104号室は和室となっています。広さは25~27㎡もあるため、2人で入居することも可能です。
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106号室の様子。天井高が高く、外のテラス席にも出ることができる個室となっています。
203号室は、ホワイトカラーが印象的な明るい個室。収納力も抜群です。
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和室は、居室内にもかかわらず、廊下があるような作りとなっています。外を眺めれば、緑溢れる庭園が広がります。
もともと茶室として使われていた名残で、水場がそのまま残されています。ちょっとした盆栽の手入れなどにも使えそう。
204号室は、広々としたバルコニーにお部屋から直接出ることができます。
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こちらのシェアハウスを運営するのは、ハイブリッド・リビング株式会社さん。もともと経営陣の方々は大手不動産会社出身で、数々の事業やプロジェクトを成功へと導いた経歴があります。そのため、初めてのシェアハウス運営でありながら、もとの邸宅の良さを活かすために、敢えて廃材などの木材を用いてリノベーションを図る妙技など、随所にその器用さを垣間見ることができます。
しかしながら、建物内にはもとの空間をそのまま残している箇所も多々あり、どこか古臭さを感じるような場面に遭遇しても良いはずなのですが、それを感じさせないのは、やはり元々のデザインや設計の力なのだと、改めて実感させられました。洋風のデザインで統一された空間の中に、ひっそりと佇む和の個室も、何だか話だけ聞くとミスマッチのように思えるのですが、実際はとても粋に感じられ、不思議な落ち着きに包まれていました。
今では、社会的に「エコ」とあちらこちらで叫ばれる中で、環境に負荷を掛けずに、持続可能なさまを表す”サステナブル”という言葉は、「エコ」という言葉の先をゆく表現のような気がします。
何事も、無理をし過ぎず、自然体のままでその「行為」を持続させる。この解釈の上で改めてハウスのテーマでもある「サステナブルなユートピア」について考えてみると、決して贅沢な暮らしや特別な日常ではなく、自然体で日々の生活を送れる場所なのではないかと感じます。
そんな自然体で日々の暮らしを楽しめる空間が、「SUSTIA柿の木坂」には用意され、きっとゆとりある毎日を過ごすことができるのではないでしょうか。
/Author:カガワ
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