一年の終わりと始まり 2013 – 2014
Category: コラム世界中のシェアする暮らしと 誰でもつながれる世界を。
今日はいよいよ大晦日。
皆さん、仕事や人間関係、そして日々の暮らしを通して、今年もいろいろな経験をなされたことと思いますが、この一年を振り返ってみて如何でしょうか。
僕にとっては、目の前にある事と向き合うだけで精一杯で、あっという間に過ぎた一年でした。でも、失敗や反省がたくさん内在しながらも、新しい分野への試みなども経験でき、刺激的で有意義な一年だったと感じています。
まだまだ未熟さを感じるサイトではありますが、こうして、また一つ新しい年を迎えることができるのも、日々サイトを訪れてくれている皆さん、シェアハウスを運営頂いている方々がいてのことです。本当にありがとうございます。
今年も都内を中心に多くのシェアハウスに訪問させて頂きました。時折、シェアハウスに住まれている方のお話を伺えたり、運営者さんに相談させて頂いたりと、こういう活動を継続させて頂いていることに、本当に感謝しています。
また、この一年はメンバー皆の発案もあり、物件の撮影だけではなく自分達で色んなイベントを企画を立案や参加させて頂いた一年でもありました。
みんなで個性豊かなシェアハウスを巡る、バスツアーを実行してみたり、
シェアハウスの共有施設を御借りしながら、女子会をサポートさせて頂いたり、
国土交通省から、シェアハウス業界に対する通達を受けて、シェアハウスの事業者の皆様に一同にお集り頂き、フォーラム開催のお手伝いもさせて頂きもしました。
慌ただしくも充実したイベントに携わらせて頂いた経験は今後に活かしていきたいですし、もし、こうした事が出来たら、面白いんじゃないかな、と感じたことがあれば、是非ご連絡頂ければと思います。
また、今年、僕らにとって、大きな出来事といえば、世界中のシェアハウスを検索できるグローバル版サイト「シェアハウス:sharehouse.in」を新しく展開したこと。
もちろん、世界中のシェアハウスという事なので、関東だけでなく、北海道、東海、関西、九州など国内の複数のエリアでもご紹介を始めさせて頂いております。
僕らのサイトは不思議と留学を終えた方や外国籍の方など、海外からアクセス頂ける方が本当に多いのですが、これからは関東に限定することなく、日本国内や、日本から海外に向かう人達の役に立てるコトもできるかな、と考えるだけで、とてもワクワクしています。
☆
「誰が物件の撮影するんですか?」
「最初は僕らでやろうよ」
「どうやって行くんですか」
「飛行機で」
「え?」
「え?」
☆
グローバルサイト公開に向け、メンバー内では、様々なやり取りが実際にあった訳ですが、それでも、頭を抱えながらも、試行錯誤と工夫を繰り返したり、目標の実現に向けて、物事をすすめていこうとする時は実はとても楽しかったりします。
もちろん、新しい事に挑戦するということは、未知の領域に足を踏み出す事なので、良い結果ばかりではありません。
短期的には悔しさや情けない思いなんかと向き合う機会も多々あるのですが、視野を広げながら改めて自分達が向かう先を眺めてみると、そこには新しく目にすることができる確実なステップが存在していることにつながっていると思うのです。
まだまだ、ご紹介できる物件数は少ないですし、世界中のシェアする暮らしのご紹介に対応するにはデザインもシステムも改善に改善を重ねていく必要があります。
でも、シェアする暮らしには、従来の賃貸にはない多くの魅力があるし、夢や憧れを持って誰も知らない街に飛び込む人にとっては、お金では決して手に入れる事が出来ない、魅力的な場所、色んな出会いや科学反応が生まれる場所。
どこまで行けるかは未知数ですが、僕らは、これからも、これまで通り、シェアする暮らしの魅力や情報をお伝えしながら、人と人のつながりを世界中で増やすことを目標に活動を続けていきたいと思いますので、引き続き、僕らの活動を暖かく見守って頂けると嬉しいです。
改めまして、今年は本当にありがとうございました。
それでは、皆さんも良い正月を迎えて下さい。皆さんにとって、来年も素敵な物語が生まれる一年でありますように。