
ワンちゃんが走り回っても怒られない夢の共同ハウス
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「犬派ですか、猫派ですか?」ペットを飼っている人をみると、ついこんな質問を投げかけてしまいます。仕事から帰って疲れている時に、愛しのワンちゃんの顔を見ると、あら不思議、疲れが嘘のようになくなってしまう。そんな経験、犬を飼っている人なら共感して頂けるのではないでしょうか。
けれども、一軒家でない限り犬と一緒に暮らすのはなかなか困難ですよね。マンションも、アパートも、もちろんシェアハウスも、大部分の共同住宅ではペットの連れ込みは禁止されているので、愛しの顔を見て癒される…なんてことは実際難しいのです。
ところが、今回ご紹介するシェアハウスは、そんなワンちゃんを愛して止まない人々の味方。なんと、ペットと一緒に住めるシェアハウスなのです。部屋は適度な運動が出来るくらいには広々としていて、屋上には駆け回っても怒られないくらい開放的なドッグランがあるので、犬に与えるストレスを限りなく減らすための工夫がされています。
今回のシェアハウスのある場所は荻窪。昔は「西の鎌倉、東の荻窪」といわれるくらい文化人が好んで住み、閑静な住宅地として知られている荻窪は、今ではラーメンの激戦区としても有名で、今も昔も変わらずに人々から愛される街です。新宿から中央線か丸ノ内線一本でアクセスでき、吉祥寺や高円寺などの街にも簡単にアクセスの出来る場所となっています。
人とも触れ合え、愛犬とも触れ合える。そんな夢のようなシェアハウスの中はどんな仕様になっているのでしょうか。早速、お家を見てみましょう。
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「COURI021荻窪」物件詳細はこちら
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屋外でもコニュニケーションが取れる空間づくり
門を通れば玄関手前に広めの庭があり、天気がいい日はテーブルを囲んでのびのびと会話を楽しめます。囲まれた空間ながら開放的な気分を味わう事が出来るので、いつもとはちょっと違ったコミュニケーションがとれることでしょう。
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話に夢中になって、つい家に入る時間が遅くなってしまう日も。
玄関はとても広々しているので、帰宅時間が被っても混雑しません。
大きめのシューズボックスで、靴の持ち込みが多くてもOK。
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ドッグランとウッドデッキが自慢の屋上
ワンちゃんのストレスは遊んで解消するのが一番。わざわざ公園に行かなくても、走り回らせてあげたり、一緒にボールで遊んであげられる場所が屋上にあります。ペットと暮らすシェアハウスならではの空間ですね。ウッドデッキもあるので、遊び疲れたらここで一休み。
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これだけ広いスペースなら、屋外でヨガなどのスポーツをしたり、バーベキューなどのイベントも企画できそう。
おもいきり遊ばせてあげた後は、手足を洗ってハウス内に帰りましょう。
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リビングルーム。ソファの向こう側に、ワンちゃんが逃げてしまわないように柵がついています。
ワンちゃんの行動範囲も考慮し、比較的背の低いソファが配置され、ご主人様とまったり寛ぐことができます。
ダイニングとリビングは繋がっていて、また白い壁がより奥行きのある空間を作り出しています。
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キッチンはリビング&ダイニングと垣根のないオープン型となっています。
調理スペースも十分に確保されているため、普段やらない料理作りに目覚める方もいるかと。
その他にも水回りは、各階にシャワーやランドリースペースが用意されているため、あまり混雑することはなさそう。
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白壁に光が反射し、全体的に明るい印象。ちょっぴりゴージャスな気分が味わえます。一日の疲れを取り除くのに最適な空間ですね。
階段の一番上から下を眺めるとこんな景色が広がっています。
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使い方は様々、ロフトのある部屋
305号室はロフト付きのお部屋。部屋によってロフトがついていたり収納スペースの形が違うので、それを選ぶのも楽しみの一つ。ロフトはペットのための空間にしてもいいし、収納スペースの延長としてもいいし、使い方は住む人に合わせて変えていくことが出来ます。
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304号室。ただの階段かと思いきや、これにも収納出来る場所がたくさんあります。小物を飾ってもかわいいかもしれませんね。
302号室。ここにはロフトはありませんが、机と一体で収納棚が用意されています。
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各階の廊下にIHコンロがあるので、キッチンまで足を運ぶのが面倒な日はここで調理も可能です。
各部屋のナンバープレートに犬の足跡が。こんな小さな場所でもコンセプトが光っています。
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ペットを連れ込もうとすると、鳴き声や匂いなどの面で入居を拒否されることがよくありますが、こちらのシェアハウスは入居者全員がワンちゃんを愛して止まない人々なので、その点で揉める事はなさそうです。
もちろん、動物と人間が共同で住むという事で、ルールはいくつか設けられています。ただ、それさえ守れば今まで一緒に住む事が出来なかったペットと住むことができる上に、犬好きのコミュニティを作って情報交換することだって訳ないのです。
これから犬を飼いたい人、飼っていないけれど動物が大好きな人も入居可能なので、シェアの醍醐味である人とのふれあいをも求める人には、ぴったりのシェアハウスになるのかと想像します。
時代は常に移ろいで行く中、住居のかたちもそれに合わせて変化し続けます。人々のニーズに合わせてカタチを変える中で、次はどんなハウスに出会えるのでしょうか。ワンちゃんだけでなく、様々な生き物が同じ場所で共に暮らす、まるで動物園のようなシェアハウスがあっても面白いのかも。そんなシェアハウスが現実のものとなった際は、いち早く取材に伺いたいですね。
/Author: キタノ

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