住まいと仕事場の融合 |
今回ご紹介するのは、丸の内線「四谷三丁目」駅から徒歩3分のシェアハウス「四谷の家」。電車の路線図を見てみると、四谷はちょうど山手線が走る円の中心に位置し、東京方面、もしくは新宿方面、どちらへ向かうにも便利な場所となっています。また、電車だけでなく、自転車を使えば、表参道や渋谷方面までも15分程度で行き着いてしまうとのことで、仕事の都合で、もしくはプライベートで都内を四方八方へ駆け回る方にとってはこれ以上ない立地とも言えるのではないでしょうか。 しかし、四谷と聞くと、どうしてもオフィス街のイメージが強く、日常生活を送るには、何かと不都合が生じるのではないかと思ってしまうのですが、心配は無用。深夜2時まで営業の丸正スーパーマーケットには徒歩5分で行くことができるので、自炊をする方は、仕事からの帰り道に食材を買い揃えることも可能。また、近所には意外にも飲食店が数多く軒を連ねているため、ご近所界隈でグルメを楽しむこともできそうです。 そんな住環境の整った「四谷の家」には、住まいだけではなく、なんとワークスペースが用意されています。こちらはシェアオフィスとは異なり、一法人がオフィス・テナントとして使用できるため、使い方の幅もぐぐっと広がりそうです。シェアオフィスの場合、大きな荷物や資料などを保管することができないなどの難点をよく耳にしますが、こちらならその心配はなさそうです。以前は独立したばかりのインテリア・デザインの会社がオフィスとして使っていたそうなのですが、この度、空きが出たとのことで、後ほど詳しくご紹介したいと思います。 それでは早速、お部屋紹介へどうぞ!! |
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メインラウンジ 全体的に和モダンな落ち着いた色調でまとめられていますが、キッチン部分は清潔感のあるホワイトカラーで統一されているのがポイントなのかも。そのぶん、ゆっくりと寛ぐことのできるリビングスペースはブラウンやブラックなどシックな配色となっています。 |
カウンターキッチンとなっているため、特に意気込むこともなく、仲間と会話を楽しみながら、気軽に料理を楽しめそうです。 ソファにどしっと腰を下ろせば、正面にあるテレビを楽しむことができます。おおよそ想像はつくかと思いますが、やはりこの場所が一番落ち着くのかと。 |
入り口の格子戸を開くと、正面玄関が現れます。床には砂利が敷き詰められ、共有の自転車が並んでいます。 角を曲がり、ホワイトカラーの戸をスライドさせると、ラウンジが広がります。 ラウンジと玄関部分を間仕切りする戸を全て開放すれば、雰囲気はがらりと変わりそうです。 |
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さて、水回りを見ていきます。トイレは手洗い場付きの広々とした空間となっています。まるで、お洒落な飲食店のトイレみたいです。 お風呂はラウンジの隣に位置し、ランドリースペースの奥に脱衣所、浴室という順番になります。 浴槽付きなので、ゆったりとお風呂に浸かることもできそうです。 |
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おつぎは階段を上がった2階フロアをご紹介。丸くくり抜かれた壁の様子と天井から垂れ下がった照明が、和の雰囲気をより一層引き立てます。 廊下の横には、トイレと洗面台が用意されています。そして、目の前に見える階段が気になるので、すぐさま登ってみましょう。 少し急な階段を上り、扉を開けると、なんとそこには開放的な屋上スペースが広がっていました。奇跡的にも周囲にあまり高い建物がないため、都心の様子を一望することができるのです! |
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こちらのシェアハウスを運営する「桔梗ハウス」さんは、女性の方がハウス管理をされています。現在はシェアハウス運営とは別に、メディア関係のお仕事もされていて、職業柄とても興味深いお話を聞くことができました。また、海外で暮らした経験もあるそうなので、外国人の方の対応も可。外観はもちろんのこと、内装にも和テイストのデザインが数多く取り入れられているため、外国人の方からの問い合わせも多いそうです。
また、運営者さんいわく、屋上のテラスが中でもオススメのとのことで、都心の空の下、日除けのパラソルを立て、新宿の高層ビル群を背景にゆったり読書。もしくは仲間とお弁当やサンドウィッチを持ち寄って青空ランチ。などと、優雅で贅沢な休日の過ごし方を是非体験してみてほしいとのことです。オフィスを使用される方は、仕事の合間の息抜きとして、屋上テラスを訪れるのも良さそうです。
住まいと仕事場。一見、双方に適した条件とは相反するようにも思えるのですが、実は仕事場として最適な場所は住まいとしても最適なのでは?と考えさせられた今回の訪問。現在、お部屋は満室となっていますが、オフィスルームに興味を持った!という方、是非お問い合わせしてみてください。
刺激溢れる土地柄、いや、シェアハウスという場所だからこそ、思い掛けないアイディアが思い浮かんだ!なんてこともあるかもしれませんね。
/Author: カガワ