シェアハウスは「暮らし2.0」のステージへ。
楽しい時間は、いつもあっという間に感じるもの。
2018年もあと一日で終わり、平成も今年最後と聞くと感慨深いものがあります。
今年も色んなシェアハウスに足を運びました。
シェアハウスで開催されるイベントに足を運んだり、昔のシェアメイトと飲んだり、仕事の相談をしたり、運営者さんと業界の未来について語り合ったり。仕事とプライベートがつながってるようなライフスタイルですが、楽しく過ごせた一年でした。
「東京シェアハウス」を手がけ始めて、気づけば9年。起業当時はここまでシェアハウスが普及するとは思わなかったし、ここまで素敵なシェアハウスが広がるとは思っておらず、振り返ると心にグッとくるものがあります。
そう考えると、起業してからの時間も、本当にあっという間でした。
夢中になって日々事業と向き合えたのは、新しいシェアハウスに訪問する度に施設のクオリティーが上がっていて、空間を手がけられる建築士さんのこだわりや、事業者さんのアイデアが「ワクワク感」を与え続けてくれたことが大きかったと思います。
市場の成長や新しいカタチができていくのは、ポータルサイトの運営をしていると、とても楽しいコトなので、多くの方に本当に感謝しています。
子どものころは、毎日が「初めて」の連続で、ある意味、冒険しているような感覚がありましたが、見切り発車で始めた「東京シェアハウス」も「楽しむこと」「動き続けること」「新しいことを始めること」が大事なのだと改めて感じている大晦日です。
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サイト運営という立場でも色んなことがありました。
目標としていた機能は改善を繰り返しても開始の目処がたたず、新規サービスも予定通りに動かず、コアメンバーも会社を離れ、新しい舞台へと羽ばたいていきました。メディアでもシェアハウスに関するネガティブな報道が多く見受けられました。
その一方で、東京シェアハウスを利用して下さる方の数も一番伸びた躍進の年でもありました。
失敗と幸福は同時に訪れるといいますが、実際その通りなのかもしれません。
他の経営者の方はどう感情をコントロールしてるのか、話を伺ってみたいところですが、失敗は挑戦した証なのだと開き直って、前向き、楽観的に進んでいきたいと思います。
そして、来年こそ、サイトに訪問した方々が、思わず「これいいじゃん!」と叫んでしまうようなサービス実現を目標に頑張りたいと思います。
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シェアする暮らしは、この数年で本当に一般的なレベルにまで普及しました。
今後はより積極的にシェアメイトと交流したり、せっかく同じ空間で住んでいるのだから、一緒に何かはじめてみよう、という人達が増えるような気がしています。
面白いプロジェクトが見つかれば、会社の人達と一緒にやるより、波長の合うシェアメイトの方が展開が早いかもしれないし。シェアハウスでの生活に、多拠点生活やリモートワークの普及を活かして面白い活動する人も出てくるかも。
外国人が日本に移住する人達も増えるそうです。リビングにいると海外の友達が増えたり、学校に行くより家にいた方が勉強になるケースも増えたら、今まではシェアハウスに興味がなかった人達も住みはじめそうですし。
「場」を提供する人にとっても、「暮らし」を軸に「+αのサービス」を提供できる機会が増えると思うので、そんな変化に敏感な人達から、これからは新しいタイプのシェアハウス、「暮らし 2.0」と呼ばれるような活動の兆しが生まれてくる1年になると感じています。
勿論、僕らも、未来につながる暮らし方や、新しい活動を応援できるよう、未来につながるサービスを実現していきたいと思います。
ということで、今年も一年本当にありがとうございました。これからも皆さんを楽しませ続けるサービスのために活動していきますので、「東京シェアハウス」に是非お気軽に訪問下さい。ワクワクを心のなかに携えたまま、新しい年も仲間と歩いていきたいと思います。
それでは、年末年始は、ゆっくりと身体を休ませて、良いお正月をお迎え下さい。皆さんにとって、来年も素敵な物語が生まれる一年でありますように。