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旅はまだまだ続く・・・

大学生の作るWebマガジン「TENITORU」を運営している学生団体Urbanと東京シェアハウスのコラボ企画、「シェアハウスバスツアー」レポート第二弾!

前回は、「スポーツ好きの集まるシェアハウス」のお洒落な内装に驚嘆し、「起業家の集まるシェアハウス」にて美味しいイタリアンランチを作って食べ、すっかり心もお腹も満たしたわけなのですが、旅はまだまだ続きます。

後半は、「アトリエのあるシェアハウス」、さらには、当日のお楽しみとして未だベールに包まれたままの「○○シェアハウス」をご紹介していきたいと思います。昼間からビールを飲んだり、お部屋のドアにペンキを塗ってみたり、この後もいろいろなことが起こる模様です。

前回のレポートを見逃したという方は、是非第一弾のレポートを見てからご覧頂ければと思います。→「SHAREHOUSE BUS TOUR vol.1」

それでは、旅の続きのはじまり、はじまり。

シェアハウスバスツアーも後半戦に突入し、少しずつ皆さん肩の力も抜けてきた様子で、バス内は和やかな雰囲気に包まれています。アナウンスもバスガイドさながらの巧みさにただただ驚いたものです。

そして、三件目に訪れたシェアハウスがこちらの「シェ・トワMALUKI」。コンセプトはずばり「アトリエのあるシェアハウス」。JR南武線「武蔵新城」駅徒歩15分、東急東横線「武蔵小杉」駅からバスで15分と少し駅からは離れているのですが、自転車を日頃から利用している方にとっては、さほど気にならない距離なのかもしれません。

さて、何と靴を履いたまま、土足で建物の中へ足を踏み入れると、目の前に現れたのがこちらのラウンジ。段差のあるところを境に靴を脱ぐそうで、ガレージ風の開放的な空間が広がります。

こちらのシェアハウスの特徴は、なんといってもこの大きなリビング。元々は倉庫だったそうですが、それも納得の広さです。ご覧の通り、約20名ほどの大の大人が入っても大丈夫。普段は6人でのシェアだというのだから、なんとも贅沢な空間です。

また、奥にはカウンターキッチンが用意され、この場所でお酒を嗜めば、そこはもうBarさながらの雰囲気に一変します。

皆さん、ラウンジに集まったところで、今回快くバスツアーの企画に協力してくださった「株式会社ストーンズ」の細山社長から「シェ・トワMALUKI」のコンセプトや、特徴、さらには入居者の方がどんな生活をされているのかなど、具体的なシェアハウスの様子まで説明を承りました。ちなみに、この空間をアトリエとして使用している人は現在いないそうで、住む人によって空間の使い方も変わります。しかし、パーティーを開く際にはこの大きなラウンジが大活躍するのだとか。

その後は各自自由に内覧をして良いとのことだったので、またまた、学生団体Urbanのシェアハウスガールズたちにモデルとなってもらい、シェアハウスをご紹介。こちらのシェアハウスには入居者それぞれにこんな可愛らしい郵便ポストが用意されているそうです。

先ほどご紹介した素敵なカウンターも人が並ぶと、より一層華やかになります。夜はここで一杯飲みたくなりそう。

食卓も一人じゃないので、人の話し声や笑い声で賑やかになりそうですね。

おまけに、参加者の方にもモデルとなってもらい、シャッターをパシャリ。最高に格好をつけてもらったので、最高に良い一枚となりました。あとで、額に入れて飾らせて頂きます。。

というわけで、「シェ・トワMALUKI」を内覧し終えた一行はバスへ戻り、いよいよ最後のシェアハウスへと向かいます。

もうこの頃には、みなさんすっかり打ち解けた様子で、バスの中も賑やかさが増します。

さて、30分ほどバスの中でぺちゃくちゃおしゃべりをしていると、あっという間に最後のシェアハウスに到着です。一体最後はどのようなシェアハウスなのでしょうか!?早速中へ入ってみましょう。

じゃじゃーん!!建物の中へ入ると、まず目を奪われるのが、こちらの卓球台とLOVE&PEACEと書かれた扉。そして、耳を傾けると、JAZZ音楽がどこからともなく聞こえ、そこはもはや現実世界とはかけ離れた異空間が広がります。最初から呆気にとられてしまうのですが、この雰囲気の中にどことなく懐かしさを感じるのは一体何なのだろうか、と不思議に思いながらも、靴を脱ぎ、中へと上がります。

「LOVE&PIECE」と描かれた扉の向こうには、ドラムやギターエレクトーン、さらには、キューバの民族楽器であるボンゴまで置いてあり、そこはまるで学校の音楽室。お部屋の奥には防音室まで用意され、周りを気にせず、自由に楽器を楽しむことができるそうです。

ラウンジへ向かうまでの廊下には、これまでここを訪れた著名人の方々のサインがずらりと並んでいます。「SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ」はCMやテレビ番組の収録場所としても度々利用されているそうですよ。

そして、訪問した私たちを出迎えてくださったのが、このシェアハウスを運営する株式会社シェア・デザインの三浦さん。こちらのコンセプトは”みんなで創り上げるシェアハウス”ということで、建物自体が3年間限定の施設の為、各部屋や共有スペースも自由な改装もできるという、まさに「建物」もここで築き上げる人との「繋がり」も積み重ねる「思い出」も全てDIY。自分たちで創り上げるのです。

さて、三浦さんに案内され、ラウンジへ向かうと、そこには住居人の方がたくさんいらっしゃいました。休日ということもあり、こんなに大勢で押し寄せて迷惑なのではないかと不安な気持ちでいたのですが、皆さんとても気さくに声を掛けてくださり、こちらに気を遣わせない気遣いがとても嬉しかったです。また、運営者さんが住居人の方と話している様子を見ていても、決して構えすぎず、運営者と入居者という垣根を越えた繋がりみたいなものを感じましたよ!

説明を受けている間も住居人の方はラウンジでいつもと変わらぬ様子で寛いでいます。しかし、その自然体で接してくれたことが参加者の方にはぐっと響いたそうで、シェアハウスでの日常が垣間見れたのが良かった!という意見も数多く頂戴いたしました。

そして、なんとこちらのシェアハウスにはビールサーバーが設置され、普段は1杯200円のところを、先着5名でごちそうになることに。

ビールを入れてくれたのも住居人の方。その様はもはやバーテンです。

ビールを手にした参加者の方はご満悦の様子。昼からビール。まさに至福のひととき。。

幸運にも、ビールを味わうことができた5人の姿をパシャリ!みんなで飲むビールは美味しいですよね!

まだ訪問してから間もないというのに、すっかり住居人の方とも溶け込んでいます。

さて、お次はラウンジを移動し、個室の並ぶ廊下へ移動。好き勝手に壁に絵をかいたり、ペンキを塗っても良いので、お部屋の前はそれぞれ住居人の方の個性で溢れています。

どうしてもお部屋の中を見てみたいという参加者の方の声に応え、特別に住居人の方のお部屋を見せてもらえることになりました。それぞれが、自分好みのお部屋にDIY。使い方も表現の仕方も自由です。

こちらのお部屋のインテリアは、手作りのものがたくさん。例えば、棚の上に飾ってある木のオブジェは、自分で拾ってペンキで塗ったもの。

また、壁の中央にあるボードは、実はペンキを塗った襖の戸だそうです。自由な発想で、部屋をデザインしています。

そこでなんと、実際にDIYを体験してみようという運営者さんの粋な計らいで、お部屋のドアにペンキを塗っちゃいました。

まずは三浦さんがお手本。ムラの出にくいペンキを使っているそうで、誰でも綺麗にペンキを塗ることができてしまうとのこと。

「誰かやってみたい人~?」

という訳で、みんなで挑戦!コロコロコロコロー・・・

コロコロコロコロー・・・

その後も何人かの人たちにバトンタッチしながら、お部屋のドアにペンキを塗りまくり、無事完成!パチパチパチパチ!貴重な体験ができました!

さて、お次は場所を外へと移し、手作りログハウスを見学します。

このログハウスも運営者さんと住居人の方の共同作業で建てたものだそうです。今はただの物置として利用されているそうですが、今後は営業許可を取り、Barへと変貌するなんてこともあったり!?

最後は参加者全員で集合写真。皆さんいい表情ですね!

そして、こちらのシェアハウスの見学を終えた後、参加者の中のどなたかが「まるで学校みたいだね!」と発したその一言に、私が最初に抱いていた疑問は一気に解消されたような気がしました。そうか、ここは大人の学校なのだ!!と。大人だって悩んだり、考えながら皆で何かを学べる場があったって良いじゃないか!そんな思いを具現化した場所がまさにこちらのシェアハウスなのかもしれませんね。

ところが、今回こんなにも大々的にご紹介しておきながら、「SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ」は現在満室になってしまったそうなのです。残念、無念。。

しかし、ここで朗報!「SHARE DESIGNER'S COLLEGE たまプラーザ」を出掛けたシェア・デザインさんが、なんと2013年3月10日に新しいシェアハウスを江戸川区瑞江にオープンされるそうです。その名も「シェアヴィ瑞江」。なんとこちらは各住戸にバス・トイレが完備されており、シェアハウスでは珍しいモーニングブレット無料サービスのついた本格的カフェ使用になっているそうで、それだけ聞いても何だか今からワクワクしてしまいます。

また、ラウンジの隣にはシェアオフィスも完備され、コミュニケーションから生まれたアイディアをそのまま仕事に繋げることも出来そうです。ご興味のある方はこちらからどうぞ→「シェアヴィ瑞江」詳細ページ

というわけで、「第一回シェアハウスバスツアー」は無事終了いたしました。何だか最後はみなさんとお別れするのが寂しくもなってしまったわけですが、またいつかどこかで再会できることを願って、解散となりました。もしかしたら、今度は同じシェアハウスの仲間として、再会を果たす、なんてことも起こりうるかもしれませんね。

今回のバスツアーを一緒に盛り上げてくれた学生団体Urbanの4名には本当に感謝しています。バスの移動中も参加者の皆さんが退屈しないよう、自分たちがシェアハウスに1週間体験入居したときに感じたことを踏まえ、シェアハウスに住むメリットやデメリットなども説明してくれてました。皆さんが打ち解けられたのも、最後まで笑っていられたのも4人のおかげだと思います。本当にありがとうございました。それから、今回の企画に賛同してくださいました運営者の皆様にも心より感謝を申し上げます。

また今後については、イベントの最後に参加者の方から感想を伺った際、「バスツアーの企画を継続してほしい」「シェアハウスについて知ることができてよかった」「みんなでいろいろな体験ができたのが楽しかった」などというとても嬉しいお言葉を頂いたので、是非ともこれからも継続していければと思っています。初めてのイベント企画ということで、私たちの至らない点も多くありましたが、楽しんで頂けたことはこの上ない喜びです。

これからもこのようなイベントなどを通じて、いろいろな人と出会い、楽しみながらシェアハウスについて知ってもらえるような企画を打ち出していきたいと思っていますので、是非ともご期待ください!

今度はあなたの街のシェアハウスにひょっこりと現れるかもしれません!そのときは暖かく迎え入れてくれたら幸いです。。

/Author: カガワ