
”良いモノ”はそのままに。
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緑豊かな公園や閑静な住宅街が多く、その住みやすさからか女性に人気な世田谷区。世田谷区の一地域である”九品仏”をご存知でしょうか?名前だけ聞くと正直聞きなれない地名に土地勘が働きませんが、実はあのおしゃれタウン「自由ヶ丘」のお隣にある静かな住宅地です。
九品仏駅を通るのは東急大井町線で。溝の口方面の電車に乗れば4駅、およそ6分で二子玉川駅へ。二子玉川駅といえば、多摩川に沿って美しく環境整備された自然豊かな場所。それだけでなく、映画館やショッピングモールが集まった複合施設二子玉川ライズも駅から直結で、近場のショッピングにはきっと便利なはず。反対に、大井町方面の電車に乗れば自由が丘駅から東横線に乗り換えて14分で渋谷までアクセスすることが可能な都心ともさほど離れていない立地です。そんな九品仏駅から徒歩6分の場所にあるビンテージマンションの一室が今回のシェアハウスです。1室を改装して作られた物件の特長は、内装に使われている木材とコンクリートの醸し出すシャビーな古めかしさが魅力的なリビングサイドと、白を基調にしたスタイリッシュな印象を受けるキッチンサイドの2種類の空間を持つこと。
居室スペースも同じくそれぞれに分割されており、リビング側はクラシカルな明るさのトーンを抑えた大人の住まい。対照的に、キッチン側の居室スペースはもとより内装が明るいこととに加え、窓から取り入れる採光の良さで全体的に新鮮さを感じられるようになっていました。とは言え、全5世帯のお部屋は全て異なるデザインに仕立てられているので、個人の好きなお部屋を選べることは嬉しいですね。あなたのワガママにもきっと答えられるはず。そんなところで九品仏の駅から物件の内部へと、詳しく見て行きましょう。
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「D burn自由が丘」物件詳細はこちら
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暮らしを支える九品仏の商店街。
東急大井町線沿線のこじんまりとした九品仏駅。遊歩道として整備されている緑道や大きな神社など、あちらこちらに自然がうかがえるゆったりとした空気感を持つ地域です。
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先ほどの駅の写真を正面に進むと自由が丘方面へ。九品仏駅からは徒歩10分の距離です。
九品仏駅の近くには浄真寺という大きな境内を持つ神社があります。撮影時は秋の終わりで紅葉がとても綺麗な時期でした。
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焼きたてのパンの香りを漂わせるパン屋さんは塩クロワッサンがオススメ。
商店街にはコーヒー豆を取り扱うお店から八百屋さん、魚屋さんと専門店が多く見られますがそれでも買い足せないものはイオン系列のスーパーでカバー。
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マンションの一室シェアハウスへリノベーション。
商店街を抜け、大通りを右折してしばらく歩くと大きなマンションが見えてきます。実はこのマンション、D&DEPARTMENT PROJECTという「ロングライフデザイン」をテーマとする活動体の第1号店が1,2フロアにショップとカフェを展開しています。"d"のアイコンで街中で見かけることがありますがみなさんは知っていますでしょうか?また、これから紹介するDbrun自由が丘の他に”Dシェア自由が丘”という姉妹ハウスも別フロアに入っています。Dシェア自由が丘についてはこの記事の一番下のバナーからチェック!
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1階部分のD&Departmentフロアの脇がマンションの入り口です。
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自然な光に包まれる。木造に剥き出しのコンクリートをプラスしてクラシックな空間を演出。
玄関を開けるとすぐにリビングスペースがお出迎え。Dbrun自由が丘の顔とも言える代表的な空間は、ダークトーンの家具家電、そしていい意味で古めかしさを醸し出している壁と天井の素材感。リノベだからこそ表現できる素材の味を活かした空間が好み!という方にはピッタリではないでしょうか?
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玄関と対角線上に見た様子。奥の階段を上がれるとシャワーとトイレ、そしてお部屋がある空間にたどり着きます。
家具にはD&Departmentで取り扱われているカリモク家具のロビーチェアと机を採用。うまくこの空間に馴染んでいますね。
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1950年代を思わすモノクロのポートレート。装飾品はもともと住まれていた方が置いていったものらしいです。
こちらには3人掛けのカウンターテーブルがありました。窓からは世田谷の街を見下ろし、角度と天気によっては富士山を眺めることも出来ます。
コンクリートにそのまま取り付けたダクトレールは可動式。レール上であれば自由に動かせ、角度調整もカンタン。
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シンプルでスタイリッシュな真新しいキッチンでクッキング。
つやつやとした光沢のあるキッチンは清潔感が保て、気持ち良く調理ができそう。モノも最小限に止めて、作業スペースを確保しましょう。
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キッチンスペースに併設されている食事もできるカウンターには別の役割があるとか。
シンクの角度から見るとカウンターはランドリースペースを隠している”目隠し”となっていました。
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洗濯機は無料で利用でき、その隣のラックには洗剤や柔軟剤をストックできます。
冷蔵庫は5 人に対し2つを用意。中を区切って使用します。
キッチン側にも階段がありますが、こちらも居室スペースへと続く階段です。
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テーマごとに分かれるそれぞれのお部屋からあなたのお気に入りを。
ブルーを基調にしたC号室、コンセプトは「デザイナーズクリエイター風」青で配色を統一されたクールはお部屋ですね。
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「スタイリッシュ」をイメージしたE号室。シンプルだからこそ自分の個性でデザインできるお部屋です。
お部屋の中で一番広いのはD号室。こちらは「優雅・エレガント」をコンセプトにされたお部屋。照明はシャンデリア風なものを用いて女の子らしい仕様になっています。
一番リノベ感のあるのはB号室は「パリのアパルトマン」がテーマだそうです。アパルトマンとはパリで言う集合住宅を指します。
そして一番お安いお部屋はA号室。比較的コンパクトなお部屋は見た通り「petit(プチ)」というテーマ。ベッドはソファにも変形可能です。
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バスルームにもデザイン性を。ちょっと変わったバスルーム。
目を引くデザインは以前住んでいた方のご趣味だとか。なんとも表現し難い独特の世界観は一度目にするときっと驚くことでしょう。
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壁面に使用されている素材ですが陶器のような重厚なものが使われています。
シャワーカーテンもレースのような雰囲気にマッチしたものが取り付けられていました。
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トイレは2つ。同じく2つある居室フロアそれぞれ1つ設置。
白いシャワールームがあるのはキッチンサイドの階段を上がった居室フロア。
リビングサイドの踊り場は先ほどとはまったく違う雰囲気。リビングと同じテイストですね。
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いかがでしょうか?今回ご紹介したシェアハウスDburn自由が丘。ロングライフデザインのコンセプトに沿った、リノベによって素材の味が活かし再生されたヴィンテージデザインに惹かれるという方も少なくないはず。
穏やかな住宅街である九品仏は、立地治安などの暮らしにおけるポイントを考えても女性にとっては「安心して暮らせる街」と言っていいでしょう。ハウスが気になった方は是非、その目で直接ハウスの持つ独特の雰囲気を確かめてみてはいかがでしょうか?
/Author:イナミネ
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