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島暮らしならではのコミュニティと、南国の美しい自然に触れる。

東京シェアハウスでは、これまで北海道から九州までのシェアハウスをご紹介してきました。そして、このたび、「沖縄」のシェアハウスもご紹介させて頂くことになりました!

私自身、これまで「関東」「北陸」「東海」「四国」「カンボジア」のシェアハウスへご訪問してきたのですが、毎回、その地域に住む方々との触れ合いを通じて、シェアする暮らしの良さを肌で実感してきました。

そして今回、はじめての沖縄へご訪問したのですが、現地は2月にもかかわらず、一日中シャツだけで過ごせてしまうほど陽気な気候でした。特色溢れる石垣造りの建物の数々から、独特な植物などに目を奪われ、そして心も奪われながら、沖縄の町並みを散策していました。

また、各運営者さんとも何度かお話する機会があったのですが、どの方もシェアハウスに関して勉強熱心でした。取材中は勿論のこと、シェアハウス関連の本を読み尽くしたり、はるばる東京の運営者さんのところを何社も訪れるなど、より良い空間を創ろうと、ひたむきな姿勢でした。しかしながら、ただ本などで得られた知識をそのまま鵜呑みにはせず、沖縄の風土に溶け込むように、自分たちが培った経験をもとに創意工夫をすることで、独自の発展を遂げていました。

早速、そんな沖縄らしさ溢れるシェアハウスをご紹介していきたいと思います。

   
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大自然に囲まれ、のびのびと、ゆったり暮らす。「ココペリハウス(石垣島のシェアハウス)

毎年多くの観光客で賑わう「石垣島」。昨今では珍しく移住者も年々増加している地域です。そんな石垣の地に2012年1月に建てられた、知る人ぞ知るシェアハウス。既に満室になっている、注目集める物件です。今回はそのシェアハウスに特別に2泊3日の宿泊体験をさせて頂きました。そのレポートはまた詳しく執筆させて頂きます。

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こちらが入居者が集うリビングダイニング。上等品の数々が洗練された雰囲気を作っています。運営者さんが毎日欠かさず掃除をしているので、綺麗な状態でした。

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夜はテレビを見ながら、まるで家族のように食卓を囲んでいました。ウェルカムパーティーなどのイベントもよく開催されています。

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沖縄では台風などに強い鉄筋コンクリート造りが一般的なのですが、ここは珍しい木造建築。吹き抜けが開放感溢れる空間を演出しています。

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運営者さんは植物が趣味。パソコンの先生なども勤めており、まさに多種多芸で博識な方。

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仲良し姉妹のトイ・プードルも住んでいます。家に帰ると出迎えてくれて、日々の疲れを癒してくれます。

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建築デザイナーが手掛けた清潔感あふれる住空間。首里の家

外見は沖縄の気候に適した頑強な造りですが、ハウス内はシンプルで過ごしやすい内装。ハウス周辺は、市街地に位置していることもあり、デパートや郵便局などの社会インフラが整っています。そのため、初めて沖縄に住まれる方でも安心して生活できます。また入居希望者には、移住相談や宿泊体験が無料で出来るので、お気軽にお問い合わせください。ぜひ一度、世界遺産のある"首里"の近くで暮らしてみるのはいかがでしょうか。

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リビングダイニングは、白を基調としたシンプル空間。共用PCが置いてあるので、少し調べものをしたいときに便利です。

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キッチンは、電子レンジなど必要なものはすでに備わっています。入居者の使い方が良いのか、綺麗な状態でしたよ。

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リビングの横からすぐにウッドデッキの庭へと出られます。晴れの日には、気分転換に外に出てみるのも良いかもしれません。

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沖縄ということで、ハウス内にはシーサーが置いてありましたよ。

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お部屋はホテルのような快適空間。6カ月以上滞在された方には布団も無料で提供してくれるとのこと。

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子育てを応援。温厚な土地柄で、彩りのある日々を。Grow 城岳

沖縄県初のお母さんのための子育て応援シェアハウス。県内の方はもちろんのこと、移住者の方も入居可能です。離婚率が日本一高いことやおおらかな県民性などから、離婚に対して比較的理解を持っているという印象を感じました。また、子どもの通学がしやすいよう、幼稚園や小学校が徒歩圏内の場所にあります。実際に、この春より神奈川県から移住された方がお住まいとのこと。

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共用スペースは、お子さんが元気に暮らせるように広々とした間取りに設計されました。子どもが喜びそうなカラフルな仕上がりです。

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3人の子どもを持つ運営者さんの発案で、忙しいお母さんのことを考慮し、夕食の準備やチャイルドシッター派遣のサービスが付いています。

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複数の世帯が共に生活することで、兄弟のような関係になれるのがこのシェアハウスの魅力です。 

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みんなで食卓を囲えるように大きなテーブルとなっています。もちろん、食器なども備え付け。

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水回り設備も充実。 お風呂も完備しているので、お子さんが泥まみれで帰ってきても安心です。

 

4月から約1ヶ月が経ち、ようやく新たな環境に馴染みはじめた方も多いのではないでしょうか。「あの人の名前なんだっけ」っと、ふと考えてしまう、そんな時期だと思います。今回、ご紹介した沖縄のシェアハウスも、そんな「あの人」のように、「ようやく少し知られ始めたところ。」東京ではシェアする暮らしが普及してきたのですが、沖縄では認知されてきたばかりです。

しかしながら、実際に「入居者」「運営者」双方のお話を聞いていると、「住む」「創る」分け隔てなく、お互いに楽しみながらコミュニティを築き上げていました。また、今後宮古島などにも建設予定とのことですので、ますます活発になっていくのではないでしょうか。沖縄は移住者も多いそうなので、シェアハウスが1つの窓口となれば、今までになかった出会いや繋がりが生まれる可能性もありますよね。

本島から来る人たちと島人の架け橋となりうるシェアハウス。今後の沖縄での展開に期待したいと思います。

/Author:ワタナベ